トップページ | 『Breath Less』迷言集 vol.1 »

2006年5月 1日 (月)

立ち話屋Breathless since Apr.22.2006

『Breath Less』を観ていただいた多くの方から、感想、ご意見が寄せられています。
 監督としては、これに勝る喜びはない! です。
 で、みなさんのお話を一カ所に集め、誰でも読めるようにできないか、誰でもいつでも書き込みができないか、と考えました。

 小津安二郎記念蓼科高原映画祭には「監督居酒屋」というのがあって、参加した監督と観客が馬肉のすき焼きをつつきながら語り合ったのを思い出しました。
 あの楽しさをネット上に再現するなんて到底できないことだけれど、ちょっとだけあやかって、このブログのトップページをみなさまに解放します。

「コメント」をクリックして、好きなことを書き込んでください。
 映画『Breath Less』に関することであれば、感想、ご意見、質問など何でもOKです。相手を傷つけない礼儀をわきまえていただければ、反対意見もけっこうです。
 ただし渡辺が、不適切と判断したものは削除させていただきます。
「ブレス・レスの○○が駄目だった」などの批判は、もちろん不適切には入りませんよ。
 心ある批判は監督にとってありがたいものであります。

 名付けて「立ち話屋Breathless」
 立ち話は、筒井くんの役名・橘徹のだじゃれであります。

 あなたもちょっとだけ立ち話を!

○May.01.2006
 撮影監督の三好和宏さんよりメッセージをいただきました。
 多くの方に読んでいただきたいのでここに掲載します。

 撮影監督・三好和宏氏のメッセージ
沢山のコメントが寄せられていて、楽しく読ませてもらっています。
スタッフの投稿がないので、つい書いてしまいました。
僕はこの映画を撮影した三好といいます。
チラシを持って何箇所かのお店に置いてもらった時に、この映画って面白いの、と聞かれました。僕は、好みがあるのでまあ見てよ、
僕は好きな映画だけどね、といつも答えていました。僕が20歳ぐらいの時、池袋だったと思いますが、アラン、レネの3本立てオールナイト
というとんでもない企画で上映した映画を見に行った事があるのですが、(客の半分以上は寝ていた)その中の去年マリエンバートで、
という映画がとても好きな映画の一本になりました。面白いか、と聞かれると、うーん、でも好きだよ、と答えるしかなかった事を思い出します。
今回のブレスレスも同じような気持ちでいます。別に現実と虚構の世界が入り乱れているわけでもなく、難解な映画でもないのになぜなんだろう、
と考えると浮遊感みたいなものがあるからだろう、と思っています。ポレポレに初日の2日前に映写のテストをしに夜11時から行きましたが、
(この時間に酒も飲まずに!)その時にポレポレのオーナーさんに、カメラがいいよ、なんか地に足が着いてなくてさ、と言われましたが、
その時になるほどね、と的確な言葉に感心したのですが、すぐに監督が、俺が地に足が着いてないからね、と即答したのを思いだします。
長くなりましたが最後に。
僕は映画の中でズームするのは嫌いで、ほとんどしないのですが、今回は何箇所かあります。ラストシーンに向けての二人のセッションから
クレーンで看板を貼っているビルの二人にズームしたのが一つ、それと筒井君と本田さんの玄関での芝居の時にゆっくりですがズームを使って
います。感想の中にもあったように僕もこのシーンが好きで、もうちょっと二人を大きく見たい、と感情の赴くままに少しずつ寄っていきました。
今までの撮影人生の中で一番良いズームショットかも知れません。終わるまでにもう1,2回劇場に足を運ぼうと思っています。それでは。

|

トップページ | 『Breath Less』迷言集 vol.1 »

コメント

初日、満員おめでとうございます。
30分前に行ったのに、午前中に整理券を出して満席になったので見られないと断られたのですが、せめて舞台挨拶だけでも見せてもらって帰ろうと思い粘っていたら、最後に出てきた小柄な女性がせっかくだからとスペースを開けてくれたので見ることが出来ました。
でも、本当に見られてよかった。なにより満員の映画館というのが気持ちよかった。
映画は、いかにも寿さんらしいテイストでした。
セリフが凝りに凝っていて、キャメラも広角でショットは長回し。作家の知的な映画でした。
ぼくらとまったく映画体験が違うんだなと思わせられて、いろいろ盗まなくちゃと、目を凝らしてみていました。
清水美那さんが、嫌いな役だったと言っていたそうだけど、たしかにちょっと分かりにくいキャラクターではありましたね。むつかしい女性です。
原作の高橋三千綱は、ぼくも好きで、昔、「グッドラック」というのを映画にしたいと思って企画書を書いたことがあります。大学生がアメリカ大陸をオートバイで横断する話で、ちょっと「マッドマックス」的な所のあるものでしたが…。
いろんなことを思い出したり考えたりさせられた2時間でした。
もう一度、封切、おめでとう!

投稿: なななかば | 2006年4月23日 (日) 00時45分

 なななかばさん、ありがとうございました。
 観ていただけてほんとうによかった。
 いま帰宅したところです。
 ふらふらです。とにかく一眠りします。
 近々、じっくり意見を聞かせてください。
 お願いします。

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月23日 (日) 07時23分

朝、監督がいらっしゃってビックリしました!!(笑)
私にとって(きっと監督も!?)長い一日でしたが、最後にステキな映画を観ることができて良かったです。初日に行けたことも幸せに思っています。

私も空を見上げて大きく息を吸いたくなりました。

投稿: mana | 2006年4月23日 (日) 09時04分

mixiからきました。

初日おめでとうございます!
mixiではすでにレビューがアップされてました。
ますますスクリーンで見たい気持ち満々に
なってしまいました。
筒井君ももちろん楽しみですが、
清水さんの演技にも大注目です(*^o^*)

投稿: yunta | 2006年4月23日 (日) 09時21分

「ブレス・レス」初日大入りおめでとうございます。
レイトとオール、続けて2回拝見しました。
言いたいことを全部言葉にしているように見える徹でさえ、
不器用に生きる父親の前では溢れ出る想いの全てを言葉に出来ず涙する…
人間は何と複雑な生き物でしょう。
徹だけでなく人間そのものが愛おしく感じられる映画でした。

2回目の上映で絶対確認したかったのが、徹が恵美子に自分の顔写真の文庫本を渡すのに、誰のどの作品を選んだのか。
1回目は右側の徹のメッセージに気をとられていて、後から気になり出したのです。
「仙人」がある意味二人を結び付けていることもあって尚更気になりました。
やはり龍之介でした。
あの本、私も持っていますが「仙人」が確かに収録されていますね。
恵美子があの本を読んだってことは、徹は彼自身の感触より結構“脈”があったわけですね(笑)!

少し疑問を言わせて下さい。
空き缶を三人で蹴り合うシーンは必要でしょうか。
あの場面は言葉のキャッチボールをシンボライズさせているわけですが、
取って付けたようで「何を今さら」という感じでした。
それと、恵美子が性同一性障害の男の子と心を通わせるくだりだけが、
私の中で他のエピソードから浮き上がってしまうのです。
自己表現に苦しむ人物という位置付けで恵美子が出会う意味があるのかもしれませんが、
あまりにも唐突な気がしました。
生意気なことを言ってすみません。

監督さんと直接お話ができ、感激でした。
快く応じて下さってありがとうございました。
夕方はミスドにいらっしゃいましたよね。
その時点で既に喜んでいた私です。
とても幸せな一日でした。

投稿: shiron | 2006年4月23日 (日) 10時42分

○manaさん、どうもありがとう。
 久しぶりに観て、ビルの屋上の看板に梯子ひとつでぶら下がっている恐怖が甦りました。でも恐怖を越えたすがすがしさもありました。夏八木さんと清水、そしてスタッフににあらためて感謝しました。

○yuntaさん、福岡でも上映できるようがんばります。映画館主さんたちにこの思いを聞いてほしい!
 mixiにあるレビューの場所、教えてください。

○shironさん、ご指摘のとおりです。文庫本の撮り方、ぼくの失敗です。マンションの入り口、電話ボックスの中、2つのシーンで文庫本をどう見せるのか、できていない。
 あれは新潮文庫「蜘蛛の糸・杜子春」で、その中に「仙人」が収められていることを、恵美子も観客にももう少し分かる撮り方をしなければならなかった。反省!

 缶蹴り娘については、ほかの方々のご意見、感想も聞いてみたいところなので、ぼくの意見は少し待ってくださいね。

「生意気なこと」とは思いませんよ。観た人は意見を言って良いのです。

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月23日 (日) 15時28分

以前、蓼科映画祭で拝見しました。
缶蹴りのシーンについてですが、映画祭で見た時にも浮いてる様な気がしました。
劇場公開の際にはあのシーンはあるのかな?と疑問に思ってました。
せっかく話に引き込まれてる時にふっと違う空間に連れて行かれてく様で、
後のテンポにはひびかなきゃいいけど・・・と心配になりました。
是非、監督の思い入れを聞いてみたくなりました。
でも見方を替えると、それだけ私自身が物語に
没頭出来ていたんだなと嬉しくも思ったりします。
キャストの一人一人が不器用で人間の温もりが感じられて愛しい・・・
こだわった台詞使いがそう思わせるのでしょう。
大事に心に残したい作品になりました。
私の町で公開される事があれば、是非また見させてもらいます。

投稿: まろん | 2006年4月23日 (日) 17時31分

監督お疲れ様でした!
すごく楽しかったです!
温かな映画でしたね。
筒井ファンの老いも若きも初めての
オールナイトを経験させて頂いて
あの時間の同時体験を忘れない事でしょう!
沢山の方達が楽しんでいましたね。
一度に2回も観れて得でした。
レイトなので何回も行けないのが残念です。
でも又、行きますね♪
監督がこの様なブログを充実させて
下さっているので、いろんな方のファンは
感謝してもしきれない位の心境です。
これから、自分のブログの記事を作ります!
  ☆(^!^)☆

投稿: メイママ | 2006年4月23日 (日) 20時04分

ステキな映画をありがとうございました。
オールナイトで観ました。

今、私の中でじっくり思い返しては味わっているところなので(反芻?)また感想を遅らせて頂きたいと思っております。
缶けりのシーンにつきまして、私はあって良かったと思っています。でもぐっときたわけじゃないのです。
今の私より若い私か、もっと年をとってから観たら、ぴんとくるシーンのひとつと思ったのです。
そんな風に、今の私に響いたところ、なんだか気になったところ、思わせぶりに感じたけれど私的にはハテナ?だったところ、いろんな言語&非言語メッセージがさりげなく散りばめられていたように感じました。
また、まとまったら、伝えさせてください。

投稿: 碧 | 2006年4月23日 (日) 23時50分

四国から
監督 おめでとうございます。
満員で良かったですね。嬉しいです。

蓼科の映画祭で見てから随分時が流れましたね。
「ブレス・レス」もう一度観たいです。
缶けりのシーン私は一番好きなシーンです。
監督にお話した事覚えてます?


監督 もう一度おめでとう!

投稿: ヒロコ | 2006年4月24日 (月) 08時14分

レイトショー、オールナイト2回続けて見せていただきました。郵便受けに入っていた徹君の写真付のブックカバーの本が実は文庫本だったって事に気がついたのが2回めに見た時だったんで、その本が芥川の本で「仙人」が載っている本だって事まで到底考えが及びませんでした。「仙人」が載っている本探したいと思っていたので二つの疑問が同時に解けて嬉しいです。

今回はまず映画自体を楽しんで見ようと思ったので「ハローマイラブ」も読んでいないんですが、できたらもう一回レイトショーで見に行きたいと思っているのでそれまでに「仙人」も読んでおきたいと思いました。

映画そのものの感想はまだまだ考慮中なんですが、私の自分勝手なベストワンシーンは徹君の「少年が夏休みにいかだで旅する話なんて・・」って言った時、『そんな話はマークトゥエイン(上手く変換できてないですね。)に有ったよな。』って思っていたらすかさず「今時トームソーヤも喜ばないよ。」ってセリフが続いたのが嬉しかったです。監督も子どもの時マークトゥエイン読まれたのかなって思いました。

心と心が通じ合うってほんと難しい事だけど、通じ合えたって思えた瞬間ってほんと嬉しいものですよね。

最後にベテランの夏八木さんと清水さんの身体をはった演技すごかったですね。あとブルースハーブってすごくいい音がするんですね。あんなに小さい楽器でたぶん常に和音で演奏してるわけですよね。音楽の事は良くわからないんですけどすごく良かったです。是非DVD化されて好きな時にブルースハーブを吹いているかっこいい徹君見ながら素敵な曲にひたれたらいいなと思いました。

投稿: 紫苑 | 2006年4月24日 (月) 09時58分

いい映画を初日に観ることができたこと、とても嬉しく思っています。

ひとつひとつのセリフが本当に良かったです。
うまく表現できないけれど・・・
絶対もう一度観にいくつもりです!!

投稿: pancopa | 2006年4月24日 (月) 19時12分

「缶蹴り娘」の件は皆さんそれぞれの感想がおありですね。
言いだしっぺの私としては、あの場面が悪いと言っているのではないのです。
あの場面から私が受け取ったメッセージは、すでに十分伝わっていたので
必要ないのでは?と考えただけです。
監督さんがあの場面で伝えたい「何か」を私が読み切れていないのです。
決してケチをつけているわけではありません。
誤解のありませんように。
何だか軽い気持ちで書いてしまってから言い訳をしていますね。
監督さん、ごめんなさい。

気を取り直して・・・
司会の北田弥恵子さんのブログも拝見しました。
「筒井さんが歯を磨くシーンが面白かった」とのこと、私もそう思いました。
歯を磨くという日常の1シーンが2度出てきますね。
誰か気になる人が出来たり、事件が起こったり、周りの状況は様々に
変化しているのに、歯を磨く人は一様にどこか遠くを見ているような、
何も見ていないような、同じ目をしています。
あの「歯磨きシーン」で私たち観客も、少し頭のトーンを落ち着かせることが
できたような気がします。

監督さんが歯磨きシーンを挿入したいきさつなど、
お聞きできたら嬉しいです。

投稿: shiron | 2006年4月24日 (月) 20時42分

久しぶりの座布団席は大入り満員の劇場に嬉しさを感じました、
ようやく日の目を見た我が子に喜びを隠し切れない監督さんが、とっても可愛かったです、
観客の皆さんが全員微笑んでいましたね。

どのカットをとっても素敵でしたが、
私のベストワンは中野巡査の取調べのシーンです、
橘が身を返す、服部がこちらを向く、橘が又身を返す、その間に証拠が出る、あの間、あのテンポいいですね~!
ライトの使い方など今だかって観たこと無い素晴らしさでした、
大変な罪を犯した中野ですが、
「罪を憎んで人を憎まず」監督のお考えを一番強く感じた素晴らしいシーンでした。

只、橘が何処で中野の内面の屈折した部分を感じたかがイマイチ解りませんでした、

それでもなお、
かなり病んだ今を鋭く切り込んだ内容にも関わらず、観たあとに優しい心地良さが残るのはやはり監督の人間愛が根底にしっかりと在るからなんでしょうね、

次回作に更なる期待をいたします。。。

投稿: カンディンスキー | 2006年4月25日 (火) 02時03分

○snironさん、あなたが「缶蹴り娘」は疑問だと勇気を持っておっしゃっていただいたおかげで議論が盛り上がっています。とてもうれしい。
 ぼくは多数決は信じません。少数であっても正しい意見はあるのです。

 今夜は酔っぱらっているので、明日、「缶蹴り娘」について、ぼくが考えたこと、やったことをつまびらかにします。
 でもそれでも、観た方一人ひとりの賛成、反対の意見があって良いのです。映画とはそのくらい懐の深いものなのです。

 shironさん、だからあなたの意見は貴重なのですよ。

○まろんさん、浮いている気がした「缶蹴り娘」について明日書きますね。どうもありがたとう。

○メイママさん、お体いかがですか?
 疲れはとれましたか?
 でも楽しんでいただけて良かった。

○碧さん、じっくり考えて、おっしゃっていただけることが出てきたら、ぜひ書き込みをお願いしますね。

○高松のヒロコさん!
 どうもありがとう。「Breath Less」はようやくここまで来ました。これまでの応援、本当にありがとうございました。これからもよろしく!

○紫苑さん、文庫本のくだり、ぼくの失敗であります。もっと上手に分かりやすく撮るべきだったでのです。反省して次に活かします。

○pancopaさん、どうもありがとうございます。
 実を言うと、初日の音にちょっと不満でした。2日目にちょっと調整して、まだ不満でした。そして3日目の今夜、音がずいぶん良くなりました。クリアに台詞が届くようになりました。
 Pancopaさん、もう一度観ていただくとそのあたりのことを体感していただけると思います。

○再びshironさん、ということです。どんどん遠慮なく意見を言っていいのですよ。これからもどんどん書いてくださいね。

 では酔っぱらいは、寝ます。

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月25日 (火) 02時36分

○カンディンスキーさん、どうもありがとう。
 中野の取り調べシーンを褒めていただけるとすごくうれしいです。まぎれもなく、中野はぼくの分身です。ぼくの中には徹的なものと中野的なものが混在している。
 あの事件は実際の事件を元にしていて、ということは被害者のご遺族がいらっしゃるわけで、もしかするとその方々にたいへんなご心痛を味わわせてしまうのかもしれないと思いながら撮影しました。
 こういう危険性を自分も持っているのだという自覚は、男には必要だと思うからです。
 

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月25日 (火) 02時54分

監督 満員にて良かったですね~!
いろいろお世話になりました。
人との出会いは、非常に遅くなく早くなく偶然でなく、必然にやってくる。
別れも当然やってくる。
青春期の女性へのなんといいがたい思いは、今の思いと違う。
親、兄弟の絆は、いいもんで親がいなかったら自分は、いない。
なんか、結婚式の帰りの親子の会話は、涙ぐみました。
結構、人と人がつながっている、絡みあっている。
帰りの車中でそんな話をしながらBreath Lessを振り返っていました。
良かったです。宮崎から東京まで観に行って。
地方にいると映画を見る機会もあまりない私が渡辺監督の "あくがれ"を観に行く。
筒井さんが歯磨きするシーンからまた始まるBreath Less2を作ってください。
追伸
私は、なぜか筒井さんの上杉鷹山役DVDを持っていることを伝えてください。

投稿: 黒木繁人 akugare | 2006年4月25日 (火) 05時58分

レイトショー、オールナイトで「ブレス・レス」二回も見れて嬉しかったです。1度目は筒井さんに舞いあがってしまい(笑)、二度目は少し冷静になってストーリ全体を噛み締めるように見ることができました。
それぞれのセリフや映像を通して、脚本の歯切れの良さ、物語のテンポの良さが心地よかったです。そのためか見ていて想像力をかき立てられ、間もなく意外な展開に驚かされるというシーンがいくつもありました。
(中略させていただきました。渡辺)
最後のほうの徹と父親のシーンは一番感動したシーンです。一見反発し合っているような会話の中に親子の愛、元家族への愛が徹の涙と共にひしひしと伝わってきました。
缶けりのシーン、ほのぼのとしていてよかったです。街で見知らぬ人が蹴ってきたら(もちろん遊び心で)私も優しく蹴り返してあげたくなりました。
この映画の続きを想像しています。徹と恵美子はいつかまた会うことがあるんでしょうか?

(↓1037)を読ませていただいていたので予想はしてましたが渡辺監督の言葉の表現力に詩心とロマンを感じました。
いつかぜひ静岡の方でも上映されることを願っています。何度も見たいですよ。
http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1075636/bbs_plain

投稿: かぐや姫 | 2006年4月25日 (火) 08時29分

○かぐや姫さん、コメントありがとうございました。
 まだこれからご覧になる方がたくさんいらっしゃるので、その方々が楽んで観られるように、ストーリーは伏せておきたいと思います。で、ごめんなさい、ちょっとだけ削除させていただきました。どうかお許しくださいね。

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月25日 (火) 10時31分

○黒木繁人さん、わざわざ宮崎から来ていただきました。
 今週上京する予定をお持ちなので、そのついでに観ていただけたらと思っていたら、どうしても初日に行くと……、約束だからと……、ありがとうございました。
 明日からまた東京ですよね。
 27日、いっしょに飲んだくれましょう。

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月25日 (火) 11時35分

監督へ>完全なネタバレを書いてしまいました。
大変な間違いをして誠に申し訳ございませんでした。
お許しくださいませ。

投稿: かぐや姫 | 2006年4月25日 (火) 12時24分

○かぐや姫さん、いいんですよ。気にしない気にしない。
 面白かったからこそ話したくなるんですよね(と無理やり同意を求める)。

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月25日 (火) 12時47分

監督お返事ありがとうございます。

音が良くなっていると聞いて嬉しくなりました!
実はぴあの出口調査でほぼ満点に近い評価をしたんですが、唯一音がちょっと・・・って回答したんです。
私の存在がバレているのかと思いました(笑)

筒井くんの歯磨きシーン笑えますよね。
ほのぼのしていて。
歯磨きの仕方がちょっと変わってる!?って思いました(笑)

投稿: pancopa | 2006年4月25日 (火) 18時07分

○pancopaさん、ありがとう。
 ぴあの出口調査ってあるんですね。初めて知りました。選挙みたいだ。
 歯磨きについては、脚本のト書きに「歯医者さんのすすめる磨き方──だから延々と続く」と書いておきました。
 で、筒井くん曰く「ぼく、いまちょうど歯医者通ってるから大丈夫です。訊いてきます」
 ということでああいう磨き方になりました。
 ぼくにとってはとても大切で、好きな1シーンです。

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月25日 (火) 18時34分

初日に鑑賞させて頂きました。
ひとつ監督に伺いたいのですが、映画の中で脚のきれいなミニスカートの女の人が沢山でてくるのですが、、
(最後の看板にも!)何かしら意味があるのでしょうか。。それとも、単に渡辺監督の好み!?

ちょっと気になったのですが、不躾な質問でスミマセン...!
心に残る素敵な映画でした。もう一度見に行きたいと思っています。

投稿: yum | 2006年4月25日 (火) 21時10分

ブログへのコメントありがとうございました。

”人間は歳を重ねるほど、自分が知らないこと
の多さを知る”
というは
なんだか熱力学の第2法則に似てますね。

投稿: kazukiz | 2006年4月26日 (水) 00時45分

○yumさん、観ていただきありがとうございます。
 脚のきれいなミニスカートの女性、そんなに沢山出てきましたかねえ。まったく意識していませんでした。びっくりしました。すごい視点だ。
 たぶん、何かしら意味があると思います。看板の絵柄を決めたのもぼくですから。作った当人が「たぶん」というのは無責任なようですが、映画には作った本人も意識していないことが含まれてしまうことはよくあります。
 もちろんぼくの好み、というのもあります。
 歩いている脚が好きです。歩いている脚の様子から、その人のいろんなことが見えてくるように思います。嬉しい体験も哀しい思い出も歩き方に出てくるように思います。
 ぼくの数少ない特技のひとつに、一度会った人の後ろ姿を忘れないというのがあります。その要素の多くは、その人の歩き方、身体の移動の仕方、歩く脚の様子です。
 これを読んだ女性の友人たちは、これからぼくと会うときはロングスカートばかりになりそうだけど、覆っていてもそれは見えます。
 そういうことが関係しているのかもしれませんね。
 不躾な質問なんかじゃありませんよ。おもしろい。そういえば、登場人物それぞれが、その人らしい歩き方、脚の様子をしていると思いませんか。電車の中で言い寄るときの筒井くんの歩き方なんかすごくいい。
 ぼくがミニスカート好きかどうかは、明日ポレポレでもう一度観ながら、自らに問うてみましょう。

○kazukizさん、ブログの記事面白かったです。
 映画の中では、徹(筒井)の台詞で「真摯に己を見つめる人は、年を重ねるほど分からないことが増えるのに気づくはずだ」と言っています。
 これは、ぼく自身の実感と真摯な先輩諸氏に接しているうちに生まれた言葉です。そうですか、熱力学第2法則(エントロピー増大の原理)に似ていますか。勉強してみます。でも熱力学は難しい。現象的には、あったりまえだろうと言いたくなるのだけれど。
 答えにならないと思いますが、人生におけるパラドックスや二律背反を投げやりにしないで真摯に見つめていくことは、その人生を豊かにするに違いないと考えていることは確かです。ある意味、速くて安全な車を開発するのと同じというか……。

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月26日 (水) 10時41分

あのぉ場違いだったらごめんなさい・・・コメントを読んでいたら思わず叫びたくなりまして・・・・ずるい・・ずる過ぎる!京都に住む私は、いつ観る事ができるのだろう・・・で予告編を、これでもかぁて観てます!監督さまこのブログを作って頂いてありがとうございます。いつか観れる時に、ここの場面ね!とか思いながら観ることができ、観れるまでの楽しみになりました!

投稿: はな | 2006年4月26日 (水) 22時50分

 はなさん、コメントありがとうございます。
 場違いなんかじゃありませんよ。
 早く京都で公開しろ! と叫びつづけてください。
 京都の映画館主さんにとどくといいなあ。
 これからも書き込みしてくださいね。質問、疑問、要望、文句、何でもけっこうですよ。

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月26日 (水) 23時35分

監督 私も高松の映画館にリクエストしました。
これくらいの事しか今の私には出来ません。

映画館がどんどん無くなる地方に居ると、
映画を観る条件が悪く数も少なくなります。
はなさんガッバって叫び続けましょうね。

投稿: ヒロコ | 2006年4月27日 (木) 08時34分

素敵な映画をありがとうございました!!
初日に鑑賞いたしました。所感については、また改めて
書きたいと思います。

つまらない会議に出席してプロジェクターで映し出される
資料を見ていて、ふと思いついたのですが…
学園(大学)祭での「Breath Less」の上映って可能でし
ょうか?

投稿: とびを | 2006年4月27日 (木) 13時40分

○ヒロコさん、いつもいつもありがとう。
 もうずっと応援してくれているよね。
 高松で上映したいです。なんとしても。

○とびをさん、こちらこそありがとうございます。
 学園祭での上映、可能です! 大歓迎です!
 配給のアルゴ・ピクチャーズにどしどし申し込んでください。
 必要とあれば、ぼくもお邪魔します、喜んで。

 アルゴ・ピクチャーズHP
 http://www.argopictures.jp/index.html

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月27日 (木) 14時07分

渡辺監督さま、私も高松での上映をリクエストしてきました。
私はまだ映画を観れていないのですが、知り合いの方が22日にポレポレ東中野に行かれて、わざわざ映画のパンフレットを送って下さいました。とても素敵なパンフレットですね。
パンフレットを読みながら、じっくり腰を据えて気長に待ちますね。
どうか願いが届きますように!

投稿: のん♪ | 2006年4月28日 (金) 23時52分

○のんさん、どうも久しぶりです。
 のんさんには、ブログで「Breath Less」の紹介をしていただきました。
 そうですか、パンフレットが手に入りましたか。よかった。

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月29日 (土) 06時50分

のんさん、はじめまして。
映画館のリクエストサイトを観て驚きました。
この高松で「BreathLess」を一緒に応援して下さる方が
居るのだと思うと嬉しくなりました。
今後とも宜しくお願い致します。

監督 こんな出会いもあるのですね。映画の力ってスゴイね。

投稿: ヒロコ | 2006年4月29日 (土) 09時56分

昨日やっと見ることができました。
素敵な映画ありがとうございました。帰り際に失礼ながらも「ブログ」を見ていますと声をかけて帰ったものです。友達が11時2分の電車に乗らないと終電に間に合わないとのことで急いでいましたので感想も書かないまま出てしまいました。

13年ほど前からの筒井ファンで彼の映画、ドラマ、舞台とほとんど見てきました。彼も「最近こういう役やったことなかたので、台詞も気に入って楽しく取り組めた」といっていましたが、ファンにとっても久しぶりにみるおしゃべりな筒井君が新鮮でした。ブルーハーブを演奏している姿が素敵でした。

感想も書きたいのですが、今あまり時間がないので後ほど書かさせていただきます。

投稿: るみ | 2006年4月29日 (土) 10時14分

○ヒロコさん、
 のんさんはブログにこんな記事を書いてくださいました。
 http://cleancotton.at.webry.info/200602/article_14.html
 のんさん、ヒロコさんは映画大好きな方で、ぼくは03年のアジアフォーカス・福岡映画祭でお会いして、蓼科高原映画祭にも「ブレス・レス」を観に来てくださった方です。

 ヒロコさん、映画館のリクエストサイトってどこにあるの?

○るみさん、
 昨夜は拙作を観ていただきありがとうございました。
 電車、間に合いましたか?
 昨夜は映画の終わりに拍手(1人か2人だけど)が出て、涙をこらえながら夜の街に出て行く青年もいて、とても幸せな夜でした。

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月29日 (土) 13時18分

渡辺監督様、お恥ずかしい記事ですが紹介してくださってありがとうございました。(^^;;
また近いうちに、高松での上映を希望することをブログにアップしたいと思っています。
そしてこの場をお借りして・・ヒロコさん、こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。
私はあまり映画を観る機会がなくて、ヒロコさんのように熱心なファンではないのですが、私にできる限りの事は一生懸命したいと思っています。

監督様、映画館のリスエストサイトはこちらです。↓
http://kagawa-soleil.co.jp/modules/bluesbb/

投稿: のん♪ | 2006年4月29日 (土) 14時57分

○のん♪さん、ありがとうございました。
 讃岐映画村ってすごいねえ。驚きました。
 明日、トップページで紹介しようと思います。

 ところでのん♪さん、「渡辺監督様」は止めてください(笑)。
 こそばゆいです。
「渡辺監督」と呼ばれるのも、正直言うと恥ずかしいです。
「渡辺」にしてください。あるいは「監督」でいいです。
 大工さんに「渡辺大工」とは呼ばないですよね。
 どんどん近しい間柄になりましょう。

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月30日 (日) 05時08分

監督 讃岐映画村を覗いたのですね。
「高松ソレイユ」と言う映画館のHPです。
香川には現在2つのシネコンがあります。
ここ4~5年の間に4館の映画館が無くなり
高松で唯一残った映画館なのです。
ファンの声を大事にシネコンでは観る事の出来ない作品を
上映してくれる映画館です。
支配人、スタッフ達も若いメンバーですが頑張ってますよ。
私達映画を愛する仲間で「ソレイユ」を応援しています。

蓼科高原映画祭のお話懐かしいですね。あの夜皆で明け方まで
いろいろ話ましたね。いっこうのママもお元気ですか。
また、あんな素敵な時間を持ちたいです。

のんさん監督を高松に呼べるように協力して下さいね。

投稿: ヒロコ | 2006年4月30日 (日) 08時18分

○ヒロコさん、
「ソレイユ」というのは映画館でしたか。
 讃岐映画村を見て、ソレイユというのはどんな会社だろうと思っていました。
 これからブログのトップページに紹介記事を書こうと思います。

 蓼科高原映画祭の事務局の方も『Breath Less』の公開をたいへん喜んでくださいました。見事な花をいただきましたよ。
 来年は10周年だそうです。
 応援しようね。

投稿: 渡辺寿 | 2006年4月30日 (日) 14時14分

 先日ご挨拶だけで感想らしきものを書きませんでしたので、今回は感想といえるかどうかわかりませんが少し書きたいと思います。

「真摯に己を見つめる人は、年を重ねるほど分からないことが増えるのに気づくはずだ」など心に響く台詞が印象的でした。
 私も最近そんな心境になることがよくあり納得しました。
 
 現代社会の抱える様々なことが盛り込まれていました。

 ・離婚による家庭という形の崩壊
 ・不倫問題
 ・コミュニケーションが上手くとれない若者(特に異性間)
 ・なくならない性犯罪
 ・携帯電話やメールの依存症
 ・性同一性障害の問題
 ・ストーカー的な行動
       (どこからがストーカーなのかの問題も含め)
 
 大げさでなく徹や徹の周りの人たちの生活の中にうまく織り込んでいました。そんな中でも必死にいきなければならない人達。そんな人達を優しい気持ちで応援している監督さんの姿勢のようなものが随所に見られました。

 缶けりの場面、私はいいと思いました。缶をけるといった形の関わりでも人と人の繋がりをどこかで求めている人がいる。
そうした気持ちが伝わってきました。

 多くの方がよいシーンとしてあげている徹と父親との親子のシーンは私も好きです。憎まれ口の中にある互いを思う気持ちにはジーンときました。不器用で上手く愛情表現できない男たちの優しさ。

 筒井君(徹)の口からはっとする台詞が飛び出す。新鮮でしたが衝撃でもありました。そうした台詞が筒井君には似合わないと勝手に思っていたのでしょう。でも全然いやらしくなく自然でした。

 ポレポレ東中野は、「洗濯機は俺のまかせろ」「ボクの、おじさん」のときにも来ているのでなじみの映画館でした。(以前はボックス東中野といていましたが。)小さい映画館ですが傾斜が大きいのでとても見やすく好きです。

 できればもう1回見たいと思います。1回目に気づかなかったことに気づく楽しみがあること期待しています。

投稿: るみ | 2006年4月30日 (日) 15時56分

 るみさん、ステキな感想文ありがとうございました。
 今夜もポレポレ東中野へ行き、今夜のお客さんはどんなふうに観てくれるのだろうと最後部に立って映画を観ました。いまは連日詰めかけてくれるお客さんがぼくの先生です。いろんなことを教わります。いやになるほど反省し、立ち直れないほど打ちのめされて、そこからじわりとたち上がって、次作はもっとしびれる映画を撮りたい。ぼくはずっとそうやってきました。

「年を重ねるほど分からないことが増える」に共感いただいてとても嬉しいです。
 実はこの台詞のあとにはつづきがありました。
「ウソみたいな話ですけど、分からないことが増えるっていうのは、実は楽しいことなんですよね。だから人はどれだけ年を取っても活き活きとしていられる」
 でもこの台詞はカットしました。
 筒井くんと遠藤憲一くんの笑顔が何よりもそれを語っています。あの笑顔を見たら、もう余計な台詞はいらない。

 映画の役割は結論を提示することではなく、観てくれた方一人ひとりの心の中でステキな結論を見いだしてもらえるようなきっかけを提供することだろうと思います。

 筒井くんにはとんでもない台詞を言わせました。
 でも筒井くんはさらりと言ってのけました。しなやかな役者でしょう。少しも嫌みがない。あっ、これはぼくが言わなくてもファンの方々は充分分かっていらっしゃることでした。

 缶蹴り娘については、先日よりぼくの考えを書く書くといっておいてまだ書かずにいます。すみません。もう少し待ってください。2週目の上映が終わるころまでは、ぼくの考えなんか無視してご覧いただきたいと思っています。
 缶蹴り娘が気に入らなかった方々もたくさんいらっしゃると思います。できればその方々の話も聞きたいなあ。
 一方が正しくて、他方が間違っているということではありませんから、渡辺の次作のために、意見や感想をお聞かせくださいね。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 1日 (月) 02時03分

学園祭での上映の件、早速、アルゴ・ピクチャーズさんに
メールを送ってみたのですが、なしのつぶてです。
「不躾な文章だったかしら」「スパムメールと間違われたの
かな?」と、うだうだ考えています。
今日、返信がなければ、電話してみますね。
以上、ご報告まで。

投稿: とびを | 2006年5月 1日 (月) 08時27分

待望の?ブレスレスやっと見る事が出来ました。実は待ちきれなくてこのページを先に読んでしまってたのです。見るまでは読むまいと思っていたのですが(まっさらな気持ちで見たかったから)どうしても我慢が出来なかったのです。缶けりのシーン、私なりの感想を書かせていただきます。あのシーンを入れた監督の思いはとてもよくわかるような気がするのです。セリフも好きです。ただセリフが難しい、あのセリフを言いこなせる役者さんを見つけるのは至難の技なのでは・・そう言う意味ではとても不自然に浮いて見えてしまったのです。あのセリフに心を感じないので興ざめしてしまうのです。役者って難しいと思いました。あっ、役者さんを批判しているようになってしまったでしょうか?でももったいないと言うのが実感です。

投稿: zarame | 2006年5月 1日 (月) 10時48分

○とびをさん、
 どうもすみませんでした。
 いまアルゴ・ピクチャーズに電話をして問い合わせました。とびをさんのメールを読んでいないようです。連日大量のスパムメールが届くので、間違って削除したかもしれないと恐縮しておりました。とにかくもう一度メールを精査した上で連絡が入りますので、いましばらくお待ちください。すみません。

○zarameさん、
 観ていただきましてありがとうございます。
 とても嬉しい感想です。ありがとう。
 そうか、あのセリフ、難しすぎたかあ……。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 1日 (月) 13時10分

早速、ご担当の方からメールを頂きました。
ありがとうございます。

まだ何も始まってませんし(何から手を付けたらいいのやら
と言った感じです)、先の見通しも立ってませんが、「始め
なくちゃ、始まらない」ので、実現に向けて頑張ります。

監督さんにご来場頂けるといいなぁ。
今は夢のまた夢ですが。

投稿: とびを | 2006年5月 1日 (月) 17時15分

とびをさん、それから地方上映を熱望して下さっている皆さん、ありがとうございます。
なかなかすぐに対処できなくて申し訳なく思っています。

映画館が増える傾向にあるというのに、大規模なロードショー映画ではない本作は、フィルムが1本しかなく、それを順番に地方にかけていくしかできません。
インターネットで、東京での公開情報や感想が日々アップされて、見たくても東京に来れないという方はきっと悔しい思いをしていることでしょう。
でもその声になるべく応えられるよう、努力したいと思っています。
学園祭や、ホール上映など是非この映画を上映したい!と思っている方は、是非直接ご連絡ください。

遅くなってしまうこともありますが、なるべく真摯にお答えしていけたらと思っております。

投稿: アルゴ・ピクチャーズ | 2006年5月 1日 (月) 17時20分

初日に鑑賞させていただきました。久しぶりに素敵な邦画に出会えた気がします。監督のお人柄が出ていると思います。言葉は多くてもうるさくない会話のセンスや、監督だからこそ筒井さんをキャスティングされたんだなと。軽薄でおしゃべりなストーカー役を見事に筒井さんワールドで演出されていたと思います。繊細な動きで演出された中野警部の取調べシーンはドキドキしてため息を漏らしながら、演出のセンスに惚れ惚れさせられました。清水さんは「恵美子」をはっきりものを言わず事なかれ主義で嫌いだとおっしゃっていましたが、私は恵美子に憧れます。彼女の様に一度に抱え込むことはなくとも身近にある問題ばかり。とかく女性は人を頼り過ぎ、頼るだけ頼って、結局は皆、事なかれ主義な答えを出しているんですよね。そこを恵美子は人に頼ることなく振り切った強い女の子だと思いました。監督は恵美子を初め、殺されてしまう女性、缶を蹴る女の子、性同一性障害の子をそれぞれどんな風に作り上げていったのでしょうか?特に缶を蹴る女の子は気になるところです。お聞きしたい事はいっぱいあるのに上手くコメントできなくてすみません。初日、私も拍手したい思いでいぱいだった気持ちをお伝えしたくてお邪魔しました。

投稿: mikiciao | 2006年5月 1日 (月) 18時23分

○とびをさん、
 呼んでいただければ、ぼくは喜んで駆けつけますよ。
 撮影中でなければ、大抵スケジュールの調整はつくでしょう。「夢のまた夢」とおっしゃらずに気軽に声をかけてください。
「始めなくちゃ、始まらない」──おっしゃるとおりです。久しぶりにこの趣旨の言葉に触れ、ぼくも元気が出てきました。
 アランは、想像は我々を悲観のほうへ導きがちである、まず行動することだ、行動して考えることだ、ということを繰り返し書いています。
 とびをさんのコメントのおかげで、久しぶりに思い出しました。

○mikiciaoさん、
 ステキな感想をいただきました。
 ありがとう!
 何度でもありがとうを言いたいです。
 恵美子のもがきを、あなたのように捉えていただくのが一番うれしいです。
 ぼくは男ですが、ぼくの中にも女がいます。恵美子は、いわばぼくの中の女です。
 作家の宮本輝さんが、エッセイの中で、自分の中の女を引っ張り出して作品を書いているとおっしゃっているのを読んで、安心したというか、とても勇気づけられたことがあります。

 殊に脚本を書いているときですが、ぼくは、結局、自分の中にあるものしか書けないのです。
 だから登場人物たちはぼくの中の一部です。それを筒井くんや忍成くんという俳優さんに演じてもらうことで、彼らの知恵や感性をもらって、ようやく映画として完成するだと思っています。
 恵美子も殺される女性も缶蹴り娘も性同一性に苦しむ(傷害とは思っていないので)子も、ぼくの分身というか、ぼくの中の一部です。

 男のお前の一部とはどういうことか、と疑問に思われるかもしれません。しかし、よおーく自分を見つめてみると、女性である自分の中にも男がいる、男性である自分の中にも女がいることに気づくと思います。
 ものを創ると言うことは、それを引っ張り出してくることではないか、とぼくは思っています。

 mikiciaoさん、今夜のところはこのあたりまでにしておきますね。
 ただあなたの問いにはまだ答えが足りないので、それはおいおいお話ししていくつもりです。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 2日 (火) 01時47分

お返事頂き大変に嬉しく思っています。まだメールでの投稿に慣れていないので、失礼があったのではないかと内心ドキドキしていました。「嬉しい感想」と行って頂き。ホッとしています。
 実は今までこんなふうに映画を見た事はないのです。ただ面白いとか、つまらないだけで終ってしまい、1本の映画に対してこれほど深く議論したり感想を言い合ったり・・・このブログを見ていると映画の講座に参加しているような楽しさがあります。私にとっては新しい発見です。みなさんありがとう。そして監督、このブログを開いて下さり感謝します。こっれからも楽しみに拝見させて頂きます。

投稿: zarame | 2006年5月 2日 (火) 10時40分

zarameさんと同じ気持ちでいっぱいです。
丁寧なお返事をくださりありがとうございます。
監督とお話することで映画の中へと入り込めた気がして、
益々「Breathlessな日々」を楽しく過ごせそうです。
そして、ぜひもう一度ポレポレ東中野に足を運びたいと思っております!
3度目はきっと、また新たな発見があり、
より深く観る事ができる様な気がします。
楽しみです。

投稿: mikiciao | 2006年5月 2日 (火) 13時46分

○zarameさん、
 mikiciaoさん、
 ありがとうございました。
 映画はひとつの体験であると考えます。
 だから自分の感じたこと、思ったことをまとめたり、あるいは自分と異なる感じ方をした人と語り合うことで、体験した世界が深まり広がりを持ってきます。映画にはそんな力があります。
 小さなことでもいいので、あなたの感想をお寄せくださいね。

 さてこれよりぼくはポレポレ東中野へ参ります。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 2日 (火) 17時52分

長崎に帰郷されたミク友さんにパンフレットをお送りしたら、
「監督のルックスがかなりロックですね」
「今、東中野が熱いですね」等など盛り上がっております、
せめてDVDにして全国のファンの皆様に見せてあげて欲しい!と熱望しております。

監督初作品:夜のハイウエイ:脚本作品:新宿バス放火事件:
等も:ブレス・レス:のあとに又オールナイトでポレポレで
拝見出来たら最高ですね。
企画して頂けないでしょうか~?
{急には勿論無理ですよね}

今日のトークショー楽しみにしております、
何度拝見してもどうしても聞き取れない会話が一箇所
有ります、一緒に行った若い友人も聞き取れなかったとの事
私の耳の老朽化ではないようです、
音をさらに良くされたご様子、
今日はどうしても若い友人と「聞き逃すまいぞ!」
と意気込んでまいります。
今日は勇気を出して監督にお声をかけてみようかしら。
{人見知りなんです}

投稿: カンデインスキー | 2006年5月 3日 (水) 02時28分

○カンディンスキーさん!
 ぼくのルックスがロックしているどうかは置いといて、DVDはたぶん出ると思います。でもその前に、いえその後でも、多くの方々に映画館で感じて欲しいと願っております。
 じつは、ポレポレ東中野さんも配給のアルゴ・ピクチャーズさんも、拙作『The Mods In 夜のハイウェイ』を上映しようと努力されたのですが、著作権上の問題、フィルム管理上の問題など、短期間では解決できないことがあったようです。すみません。

『生きてみたいもう一度 新宿バス放火事件』は不運な映画で、新宿東映でわずか2週間しか上映されませんでした。その後、確か一昨年、衛星劇場で数回放映されました。こちらはフィルムの権利、所在など明確になっていると思います。
 ぼくとしては半年かけて現地取材した思い出深い作品です。脚本は『'85 年鑑代表シナリオ集』(シナリオ作家協会編 ダヴィッド社)に収録されています。図書館で開いてみてください。
 今回の上映期間(19日まで)には準備が間に合わないかもしれませんが、ぼくからもお願いしてみます。
 このようにかつての作品を観たいと言っていただくのはたいへんありがたいことで、涙が出るほど嬉しいです。

『Breath Less』は、おっしゃるように台詞が聞き取りづらいところが数カ所あります。すみません。カンディンスキーさんの耳の老朽化ではありません。
 映写技師さんにたびたび調整していただきまして、現在はかなり良い音になっております。
 しかしこれについては大いに反省し、次作の撮影ではこのようなことがないようにしなければならないと自らに言い聞かせております。

 カンディンスキーさん、今日はぜひ声をかけてくださいよ。
 またあたふたしているかもしれませんが捕まえてください。ぜひぜひお願いします。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 3日 (水) 03時36分

 昨晩、観ました。あっというまの2時間でした。久しぶりに聞く「おきゅうと」につい、口元が緩みました(福岡の出身です)。今すぐ食べたい(笑)。この映画は、まずパズルのように整理してみないと謎が解けない、とてもマニアックな映画ですね。あっというまに時間が過ぎたのは、テンポがよいからだと思うのですが、登場人物が多く、それぞれのつながりをなかなか理解できなかった。私の力のなさなのでしょうけれど。
 以前、「エントロピーが増大する」生について考えたことがあったことをちょっぴり思い出しました。よく「多様性」ということを聞きます。私は自分のなかにすべての人の要素が含まれていると思います。だから、監督がどの登場人物も自分自身だとおっしゃることに同意します。と同時に、共有できないことももちろんあるわけで、その拮抗が心の葛藤なのだと思います。
 最後に、現実には渡辺監督が描く温かみのある人間ばかりではなくなっているのではないかという疑問も残りました。みんなカンケリしなくなったしなぁ(笑)。失礼しました。

投稿: awa | 2006年5月 3日 (水) 17時03分

ちよっと前に家に着きました。。
監督が、「今日はあんまりしゃべりません!!」
と、言った時大口開けて笑ってしまいましたよ~~
私の心の中は、そんなお約束守らなくて良いよ~~
てな具合でしょうか・・

映画は今でも私の心にズッシリと、頭の中では
グルグルと掻き回っております。。
あっという間の二時間でした

皆さんの言ってる通り、本田さん(お父さん)との
掛け合いは絶妙でしたね。
何度、声を出して笑ったことか・・と思えばしんみりしてしまったり・・

徹がお父さんに「何とでも言ってくれよ!」と言う台詞が
あるのですが、この言葉家の息子も言うぞ~・・と思い
嬉しくなってしまったり。。

登場人物は多いと思うのですが、一対一の関係が
多いですよね。
人と人の関わり方が、ものすごく重く大切で切ないものに
感じられました。

まだまだ沢山書きたいのですが、
頭の中整理が、つきません。。

取り急ぎ書いてしまい、稚拙でごめんなさい
とにかく、私は好きです・・この映画
ホントに見れて良かった。

監督・・有難うございます。。

投稿: みみ | 2006年5月 4日 (木) 00時11分

○awaさん、ご覧いただきありがとうございました。
 福岡のどちらですか?
 いえ、さしつかえなければ、です。
 ぼくは筑後市(鹿児島本線の羽犬塚駅)です。

 以前にも書いたのですが、ぼくは熱力学の第2法則もエントロピーの増大も難しくてさっぱり分からないのです。
 ただ、脚本家に成りたてのころ、お前のホンはなかなか主人公に感情移入させてくれないとよく叱られました。
 ストーリーが先にあって、その上を忠実に動く主人公が書ければいいのでしょうが、ぼくはなかなかそういうものが書けないので、どうしても登場人物がまとまらないのですね。ほんとうは三人の人物(男・女・男)だけで映画が作れたらステキなのにと夢想しますが、それっておまえ(作り手)の勝手な都合でそうしてるだけだろう、となってしまうのです。
 それでもほかの監督が撮る脚本を書くときは、できるだけ人物をまとめようと心がけるのですが、自分で撮るとなると、頭の中で主人公がどんどん勝手に歩いていくんですね。

 ネットを検索していたら、「かつさん」という方がたいへん分かりやすく説明されていました。引用するとまずいかな? 許してください。
「おおざっぱに言って熱力学の第二法則とは、熱というモノは熱い方から冷たい方に向かって流れて逆はありませんよ、と言う誰でも知ってる経験則のことで、基本的には、これが積もり積もったものがエントロピーの増大です」
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/audio/entropy.html

 同じジャン、とはいいません。
 人には思いというものがあって生きていて、するとその思いに引きつけられるように他者と出会い、影響を受けていく。それが人の活き活きとした姿であり、そのありさまを描きたいと内心(よく分からないけれど)思っているのでしょうね。
 分かりにくくなってすみません。

「最後に、現実には渡辺監督が描く温かみのある人間ばかりではなくなっているのではないかという疑問も残りました」
 おっしゃるとおりですね。
「悪者を登場させられないのはお前の弱さだ」と言われています。
 うん。そうなんだろうなあ、たぶん。
 缶蹴りしないよねえ……、いまは。
 また考えてみますね。
 どうもありがとう!

○みみさん、ありがとうございました。
 お子様がいらっしゃるのにたいへんでしたね。でもたまにはいいですよね。

『わらびのこう』の脚本を書いているとき、こんなことを考えました。
 私を私たらしめているものはいったい何だろう、と。
 馬鹿なこと考えるでしょう。
 で、どんどん無駄なものを削っていって、最後に残ったぼくの考える「私を私たらしめているもの」は、記憶と他者との関係(交わり)ではないか、ということでした。
 他者と交わることは、私を私たらしめていると同時に、私を私に育ててくれてもいるように思いました。
 ぶっちゃけた話、人と人の関係は、ぼくらの想像を遙かに超えて偉大なことをなしている、と思うのです。
『Breath Less』はそんな思いを基調にして作りました。
「他者を思う」ということをもう少し掘り下げてみたいといまは思っています。
『Breath Less』のラストシーンのもう少し踏み込んだところまで、次作(あればだけど)でやれたらいいなあと願っているところです。

 なんだか今夜は抽象的な話になってしまいました。
 すみません。
 でもたまにはこういう話もね。

 みみさん、ありがとうございました!

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 4日 (木) 05時20分

2回目のBreath Lessをトークショーつきの日に観ることができて嬉しかったです!

忍成くんが想像以上にステキな方で感動しました。

2回目のBreath Lessはまた新たな発見があったりと楽しかったです。
中野くんのエピソードも観てみたかったです!

投稿: pancopa | 2006年5月 4日 (木) 10時32分

 渡辺監督、本当にお疲れのところを返信いただき、感謝です。
 「熱力学の第二法則」についての話はもうよしましょう。私もちゃんと学問的なことがわかっているわけではないことがすぐにばれてしまうので(笑)。でも、何をいいたくてこれをもってきたのか、それは説明しておかないと、と思い、今回は注の文章を入れることにしました。
 たとえば、紅茶に角砂糖を入れると溶けます。当たり前ですね。簡単に、そして乱暴に言ってしまうと、自然界の出来事は無秩序が増加する方向へ向かうというのが「熱力学の第二法則」です。そしてここで大切なことは、この方向はいつも同じで逆は起こらないのです。ところが、私たち生物はこの逆のことをしています。無秩序から秩序を作り出す能力をもっています。自然現象に逆らっているのです。つまり、私が言いたかったのは、監督が映画に描いていたことそのもののことですよ。生き物はすごい!不思議だってことを言いたかったって理解してくださいますか(笑)。でも、悲しいのは日常に忙殺されると生物も無秩序の方向へ向かうってことかなあ。
 それから、もう一つ。私は4月26日の最初に「熱力学の第二法則」を持ち出したkazukizさんとは、違う使い方をしています。彼の場合は無秩序が増大するという意味で使っていると思う。でも、私が「エントロピーが増大する」生といったのは、だらしない人生ってことで、まあ人生について考えてみたってことなんですね。だんだんボロがでてきちゃったので、このくらいにしておきます(笑)。だから、もうこの話は終わりにしましょうね。

投稿: awa | 2006年5月 4日 (木) 10時49分

早朝から返事有難うございます。

昨日の話の中に監督が、実家が個人商店なんですって
おっしゃってましたね。
実は私も家が個人商店です。(実家じゃないですよ~~ 旦那の実家です)
サラリーマンだったのに、辞めて後を継いでます。。
ついでに私も一緒に、仕事してます。
12月と今の時期は目が回るほど、忙しいのです。
その中で、この映画に出会えた事に感激です。
なんか、いつもの毎日だけど、いろんな人と関わって
話して・・絶対同じ日はやってこない

筒井君が逆立ちをするシーンの横の店は
我が家の長男が毎日学校帰りに寄るところでした。

私は中野区在住で丸の内線沿線なので、
余計に感情移入してしまったのかも知れません

あの辺りは、自転車でも行く事があるので
もしかして、チラッと自分か知り合い映ってないかなー
なんて事も考えたりして・・ そんな訳無いですけど

ごめんなさい自分の話ばかりしてしまいました。。

一つ、監督に質問・・
結婚式の帰り、実家へ行った徹の大粒の涙と
お父様の持っていた、黄色い鉢植えのお花が
気になって気になって・・
あのお花は、徹なのかな? 水をお父さんが注してあげますよね。

あーー やっぱり駄目だ
何度も観たいです。。
DVD待望します

投稿: みみ | 2006年5月 4日 (木) 12時34分

映画を映画館で観る醍醐味は映像は当然ながら、迫力溢れる音にあると思います、何度も音の直しをされたという監督の作品に対する愛情は、そのままファンの私達への愛情としっかり受け止めましたよ、
どうしても解らなかった台詞わかりましたもの。

ねじめさんの店一つで高円寺商店街を表現出来るのはやはり
映像の魅力、楽しいですね、上手いな~と毎回感じいっております。

劇場に足を運ぶ楽しみの一つに良い作品に出逢い、興奮冷めやらずの思いを友と語り合う、というところにもありますよね、
昨夜はあれから3時迄飲み、話をし、思い出しては笑い、泣き、充実した最高の夜をブレス・レスにプレゼントして戴きました、感謝いたします。

司会の方が「ゴールデンウイークにも関わらず~」と仰ってましたが、いえいえ最高のゴールデンウイークです。

投稿: カンデインスキー | 2006年5月 4日 (木) 15時42分

3日のBreath Lessをトークショーを観る事ができました。
家が遠いので、友達の家に無理矢理宿泊させてもらっちゃいました。
正直な話、映画そのもの&渡辺監督の作品だからよりも(監督!ごめんなさい!!)筒井さんの十数年来のファンなもので・・・ミーハーな気持ちだけで観に行ったんです。

映画に関してはド素人なもので、感想を述べれる奴ではないんですが。素人意見もまた良いですよね?

とっても頭で考えながら観た映画でした。
一生懸命、場面場面と台詞の意味を繋げながら観ていました。
そんな感じでしたが、所々の場面にメッセージが込められてるように感じました。
私は恵美子の気持ちが少しですがわかる気もします。私が少し似ているのかもしれないからかな?
素直になりたいけどなれないような、それを隠すように強い言葉を発してしまう。とっても臆病でもあり、強い女の子でもあり、誰かに頼りたいんだけど、頼りたくないし。みたいな。
観ていて、とてももどかしくなりました。

もちろん、大好きな筒井くんも素敵でしたが、清水さんの役の恵美子にとっても興味を持って、見入ってしまった2時間でした。

本田さんのようなお父さん、大好き!!
私も本田さんと筒井さんの2人の中に入って、一緒にお話したくなるほど、素敵な親子でした☆

この作品で今後の監督の動向が気になるようになりそうです。
そんな監督に上映後、声を掛けたかったんですが・・・恥ずかしくて出来ませんでした。
もし、また友達の家に泊まれるようであれば、もう一度、足を運んでみたいと思います!

渡辺監督、そして出演された俳優の皆様、素敵な映画をありがとうございました。

投稿: matsuko | 2006年5月 4日 (木) 16時19分

 多くの方にコメントやメールをいただいてむちゃくちゃ嬉しいです。どうもありがとう。
 実は昼過ぎからそれを読んでいるのですが、感動して、なかなか返事が書けずにいます。

○pancopaさん、
 2度も観ていただきましてありがとうございます。
 しかもご自身のブログに丁寧は感想を書いていただきました。それも2回も。こころより感謝申しあげます。

○awaさん、
 あなたのおっしゃりたかったこと、よく分かりました。どうもありがとう。
 熱力学の第2法則もエントロピーの増大も難しいけれど、たまにはそういう話もしましょうよ。ぼくも勉強します。
 それとawaさんがおっしゃるところの「エントロピーが増大する」生(だらしない人生)についても、また話しましょうね。

○みみさん、
 うちはお茶屋(八女茶)でした。でしたというのは、ぼくが跡を継がなかったからです。不孝者です。
 その点、みみさんのご主人は偉いです。

「結婚式の帰り、実家へ行った徹の大粒の涙と
お父様の持っていた、黄色い鉢植えのお花が
気になって気になって・・
あのお花は、徹なのかな? 水をお父さんが注してあげますよね。」

 なるほど。あの黄色い花は、徹なのか?
 そういう風に観ていただけるのがたいへんありがたいです。あの花がいったい誰なのかは、ぼくが決めるよりも、観ていただいた方一人ひとりの中で決めていただくのがよいと思います。
 最初の父親とのシーンでは、徹がトイレに立った後、父親はまず徹のグラスにビールを注ぎ、その後自分のグラスに注ぎます。
 親というのはそうやって子を育てるんですよね。

○カンディンスキーさん、
 今度は聞き取れましたか、台詞。よかった。
 あの商店街、高円寺ではなく、阿佐ヶ谷パールセンターです。
 高円寺の商店街は、青梅街道側の入り口付近がほんの一瞬だけ出てきます。

 そうですか、3時まででしたか。
 映画は語り合うことで、思いも寄らぬ広がりを持つことがありますね。大いに語り合ってください。
 最高のゴールデンウィークといっていただいて嬉しいです!

○matsukoさん、
 ご覧いただいてありがとうございます。
 昨夜は友だちのお宅に泊まられて、たいへんでしたねえ。
 恵美子に共感していただけたのがとても嬉しいです。
 本田さんもいいですよねえ!
 あのシーンを褒めていただくと、天にも昇ったような気になります(お前が仙人になってどうする)。

 もしお友達の家に泊めていただけるようでしたら、ぜひもう一度ご覧ください。そのときは声をかけてくださいね。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 4日 (木) 18時10分

そうですか、
ねじめさんが「高円寺純情商店街」を書かれているので、
あのシーンだけは高円寺だとズーっと思っていました、
思い込みというのは恐いですね、
私事ですが、つい最近仕事で思い込みの危険を自戒したばかりですのに、、、

今日はエンタゲットでブルースハープを落札すべくPCと
にらめっこです、マダマダ時間はありますけどね、
入手できたら我が家の宝物の最高位にしたいものです
でもあまり熱くなるのも如何なものか?
難しいですね。

先日地下鉄のフリーペーパーに
「ブレス・レス」
「筒井道隆が泣くほどカッコイイよ~!」
という記事があるのを友人が見つけてきてくれました、
見逃してしまうような小さなものにも注意を向けてくれている友人たちの愛に感謝しつつ、ブレス・レス関連のコレクション
収集を楽しんでおります。

監督さんいつもご丁寧にコメントお返しくださいまして有難うございます、
このサイトを通して監督さんのお人柄に接し監督さんのファン
になられた方が沢山いらっしゃると思います、
私もその一人です、
でも少し手を抜かれて休養なさいますように、
カキコミをすることによって監督さんの睡眠時間を削らせてしまっているのでは~?と心配になります。
言動に矛盾があるのは重々承知の上、お体を気遣ってしまうファンの言葉として、お聞きください。
「そんな年じゃないよ!」と怒られちゃうかしら。


投稿: カンデインスキー | 2006年5月 4日 (木) 20時25分

しつこくてごめんなさい。

監督・・ビンゴです
我が家は狭山茶と静岡茶ですが・・
なんか嬉しくなって又、書き込みしてしまいました。。
そんな訳で、今忙しい時期と書きました。
♪夏も近づく八十八夜 ってなわけで・・

まだまだ私の中で、映画の余韻が凄いんです。
色々思い出してしまうんです。

前に話題になった缶蹴り・・
あの女の子は昨日の私と一緒かもなんて

仕事を終え、ポレポレに向かい映画が始まるまでの
2時間どこともなく東中野をフラフラ

でも2時間後には、監督、筒井君に会える
待ちに待った映画が観れる。。
そんな心の憂いがなかったら、虚無的な2時間だったはず

あの女の子は缶蹴り・・というより私には
サッカーのドリブルをしてるように見えました。
下田さんが缶をパスし返してくれなかったら
あの子は、ドリブルをしていた時間がただの
虚無的な切ない時間になっていたのではないのかな。

三人で缶をパスする事によって
彼女には人とのコミュニケーションの取れた
憂いの時になったはず・・

なーんて考え過ぎ??

投稿: みみ | 2006年5月 4日 (木) 22時12分

初めまして。筒井君ファンで、初日のオールナイトの舞台挨拶と3日のトークショーと2回観に行きました。私は今まで映画はただ面白かったかどうかしかなかったけれど、このブログのおかげで初めて映画の中身を深く考えることができました。1回目は聞き取れなかったセリフもあり、考えがまとまらなかったのですが2回目でようやく感想が書けそうです。
私も徹と父親の会話のシーンは好きで、ビールを注ぎ足す所も温かい気持ちになります。難しい年頃の息子をもつ世のお父さん達に是非見て欲しいです。
恵美子のセリフの「携帯メール教(狂?)」は私も常々異様な光景だと思っていたのでよくぞ言ってくれたとすかっとしましたが、これからも確実に増えていきますよね。
中野巡査のエピソードも見てみたい気はします。ただ、罪を犯すのはやはり良くないことで、「何であんな事しちゃったんだろう」と後悔しても殺されちゃった人はどうなるの?その家族は怒りや悲しみをどこにぶつけたらいいの?という課題もあるのでどちらがいいのかはわかりません。(徹が詰め寄るシーンは良い話が聞けました)
また、遠藤さんが気難しい顔してたのに「変わった」後はとても晴れ晴れした表情をされていたのも印象的です。変わろうが変わるまいが自分が正しいと思う方向に進んでいけばいいんだよななんて思ったりして。
まだ書き足りないですがこの辺で。DVDの発売期待しています。全国の方々が見られますように。

投稿: とも | 2006年5月 4日 (木) 22時46分

「Breath Lessな日々」のコメントに書き込みをしましたが、
分室に書くべき内容だったと思い直して、再度書き込みをしています。
監督さん、お手数ですが「Breath Lessな日々」への
shironからのコメントの削除をお願いします。

3日の舞台挨拶付き上演の日、coming outしたshironです。
監督さんの寛大な言葉を聞いて、久しぶりに書き込みする勇気が出ました。
行った甲斐がありました。監督さんの笑顔に救われました。

3回目の「ブレス・レス」でしたが、ここ数日どうしても思い出せなかった
“近松門左衛門”が聞けて満足して帰って来ました。
実は初日に見てすぐに“パメラ・アンダーソン”をネットで検索したのです。
ひとつだけ全く知らない名前があって気になりましたし、実在の人物なのかしらと。
いや~衝撃的でした。
映画の脚本を書くには幅広い知識が必要なんですねぇ…。
それとも監督さんの個人的な趣味?(冗談です)

3回目鑑賞の最大のテーマは徹が「仙人」の話から伝えたかったことは?でした。
「変わるって悪いことですか?」「変わらないっていけないことか?」の流れで
「仙人」の話なんですよね。
かたや官僚社会の権化のような存在で、そこから身を引いた元エリート、
かたや官僚社会に身を置きながら自分自身を貫く(貫きたい)青年。
この会話、それぞれの思いが交錯しているようで、おまけに私自身のことまで
一緒に考えてしまうのでスパイラルに陥っています。
俺は俺だという徹の少年のような頑固さが感じられて、とても好きなシーンです。
徹がぐっと身近に感じる一瞬です。
変わりたくないと願っても、いずれ人は変わっていくものです。
10年後の私がこのシーンを見たら、きっとまた違う感じ方をするのだと思います。

中野くんのエピソード、読ませて頂きました。
監督さんの中野くんへの愛情がひしひしと伝わりました。
この子は普段どんな人なんだろう・・と観客に考えさせるスペースを残すためにも
入れなくて正解だったと思います。
4回目を見る時には、中野くんはそういう子なんだと思いながら見ることにします。

それと・・・長くなってスミマセン。
これが一番言いたかったことですが、3度の舞台挨拶を拝見して、
監督さんご自身が誰よりこの映画を楽しんでいらっしゃると感じました。
筒井さんがインタビューで何度も「楽しんでやりました」と言っているのも、
私にはとても嬉しいのです。
「ファンの皆さんのために」なんて言葉は大っ嫌いです。
作り手側の人たちがどれだけ楽しんだか、どれだけ想いを込めたか、
観た者には必ず伝わります。

本当なら自分自身のブログに思いのたけを書きなぐりたいところですが、
普段の私は法律関係の堅い職業に就いておりまして、私のブログは
その関係の方々との交流の場と化しています。
突然こんな熱い想いを書いてしまうと「どうしちゃったの?」と思われそうで・・・
変ですよね、自分のブログなのに。
そういうわけで、ここに長々と書いてしまいました。

缶蹴り娘の件は、このフィルムが日本全国の巡業を終えた頃、
監督さんの言葉で説明して頂けるのを、気長にお待ちしています。

投稿: shiron | 2006年5月 5日 (金) 00時11分

 昨夜は早々にダウンしてしまいました。

○カンディンスキーさん、
 『Breath Less』では阿佐ヶ谷駅の南側から青梅街道あたりにこだわって撮影しました。
殊にパールセンターは昔から好きな商店街だったので、①中野が魚勝の女房に「自転車は押して歩くの」と叱られるシーン、②徹と下田が恵美子に被害届をと頼む喫茶店(カフェ・メルカード)、③中野がひとり珈琲を飲む喫茶店(同)、④下田が徹に結婚すると告げるシーンはすべてパールセンターで撮りました。

 エンタゲットに出品したブルースハープは、筒井くんが練習用にずっと使用していたものです。本番で使用したものは、いま、ポレポレ東中野に展示してあります。いったいどのくらいの値が付くのでしょうね。興味津々。

 地下鉄においてあるフリーペーパーに「筒井道隆が泣くほどカッコイイよ~」という記事があるのは知りませんでした。泣くほど嬉しいなあ。

 適当に手は抜いておりますので大丈夫ですよ。
 みなさんとこうやってお話しできるのも作品が公開されたからで、実はぼくのほうが勉強させていただいているのです。感謝。
 だから返事を書くのがたいへんだろうなどと気を遣わずに、どんどん、いろいろ書いてくださいね。

○みみさん、
 しつこくなんかありません。
 みみさんのお宅もお茶屋さんですか。
 ぼくもいま八十八夜摘みの新茶が届くのを心待ちにしているところです。
 いえいえ、みみさんに送ってくれと頼んでいるのではありませんよ。郷里に住んでいる姉が毎年送ってくれるのです。

 缶蹴り娘のシーン、みみさんのおっしゃっているのは考え過ぎとは思いません。
 言い出しっぺになっていただいたshironとも3日にお会いして話しましたし、できればもう少しみなさんの意見を伺いたい。でもそろそろぼくの意見を披露した方が、かえって議論しやすいかもしれませんね。
 ここではちょっとだけ。下田が少女に蹴り返すのが1つ目のポイント、三人で缶を蹴り合うのが2つ目のポイントと考えて撮影しました。
 3つ目のポイントは、ぼく自身、みなさんとお話しするようになって気がついたのですが、どうも「エントロピーの増大」が関係してきそうな気がしてきました。難しいぞ、これは。
 とにかく近々書きますので、いましばらくお待ちを。

○ともさん、はじめまして!
 二度も観ていただきましてありがとうございました。
 昨夜、映画の中でアルトサックスを吹いている小川高生さんに「この作品、2度3度と観てくれている人が多いけど、それって監督の陰謀なんじゃないの」と言われました。もちろん冗談ですよ。
 そんな陰謀が謀れるしたたかさを持っていれば、もう20本ぐらい映画を撮っているでしょうね。

 筒井くんと本田さんのシーン、最後にビールを注ぎ足すところまでは脚本に書いておいたのですが、本田さんが「そのあと梅干しを口にしたい」と言って驚きました。面白いなあ、役者って、と楽しくなりました。こうやって映画はさまざまな人の知恵が寄り集まってできあがります。

 中野の事件は、1978年に実際に起こった事件を参考にしました。
 そのことについてはずいぶん考えました。被害者のご遺族の心を傷つけるのではないか、と。不用意に映画に持ち込むべきではないのではないか、と。
 迷っている中で、本島等さんに伺った話を思い出しました。
 本島等さんはかつて長崎市長をされた方で、その当時、ぼくは2週間ほど氏に張り付き、長いインタビューを撮りました。
 その撮影の合間に、本島さんがこんな話をされました。
「渡辺さんねえ、たとえば交通事故で子どもを亡くした親がいる。彼らは殺した運転手を憎む。憎んで恨んで、憎み尽くして、しかしいつの日か、憎んでも憎みきれないと感じ始めたとき、人は、自分と同じ思いを他の人にはさせたくないと思うものなのです。すごいでしょう、人間って。だから原爆で苦しんだ長崎の人たちが、二度と自分たちと同じ苦しみを生んではならない、原爆が落とされてはならないと訴えるのは、苦悩の底から湧き上がった本当の声なんです」
 こういうことを起こしてしまう男という性について、やっぱりもっともっと考えなければならないと思います。拙速に答えを出して、あとは忘れてしまうというのではなく。
 ぼくが中野のエピソードを最終的に脚本からはずした理由は、ともさんが書いてくださったことにかなり近いと思います。
 人はなぜ人を殺すのか。これも考えつづけようと思います。答えを出すことが重要ではなく、考えつづけることが大切ではないかと思うのです。
徹 「ゆっくり考えよう。俺、つき合うから。いっしょに考えよう」
中野「答え、出せるかな」
徹 「出なくてもいいよ。答えはないのかもしれないし。でも考えよう」

 ともさんのこの↓コメント、とっても嬉しかったです。
「また、遠藤さんが気難しい顔してたのに「変わった」後はとても晴れ晴れした表情をされていたのも印象的です。変わろうが変わるまいが自分が正しいと思う方向に進んでいけばいいんだよななんて思ったりして」
 ほんと、そう思います。
 どうもありがとう。

○shironさん、お会いできてうれしかったです。
 これからもどんどん書き込みお願いしますよ。もっと辛口に。

 パメラ・アンダーソンが個人的趣味とは言い難いですが、ヌード写真は……撮ってみたいです。

『仙人』を読んでいつも思うのは「愚直」と「継続」ということです。
 なかなか上手く書けないんですが、結論めいたものだけ言ってしまうと、悪環境に阻まれようが、他者の謀略に遭おうが、人は愚直と継続で目標に達することができると、ぼくは信じています。かなり幼稚です。
 それとお気づきの方もいらっしゃると思いますが、芥川龍之介には『仙人』が2作あります。ひとつは中国を舞台にしたもの。もう一作は大阪が舞台のもので、筒井くんが披露するのは後者のほうです。大正11年「サンダー毎日」に発表されたと解説にありました。
 青空文庫でも読めますよ。http://www.aozora.gr.jp/

 そうですね、たぶんぼくが一番楽しんでいると思います。
 撮影現場も楽しかった。予算的にもスケジュールも厳しかったし、もう今夜で金が尽きたというところまで行ったけれど、みんな智恵を出してくれてのびのびしていました。その環境を作ってくれた2人のプロデューサーには感謝しています。
 苦しいけれど楽しい。この心境になれたとき、人はもっとも力を発揮するのかもしれないと最近思うようになりました。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 5日 (金) 09時23分

 ☆キョン☆さんよりメールで感想をいただきました。
 とても嬉しかったので、ご本人に許可をいただき、ここに全文を、と思ったのですが一カ所(ほんの一言)だけまだ観ていない方のために隠して、転載させていただきます。
 なお後半の看板屋の場所を推測されているのは、「当たり!」です。
 みなさま、ぜひご一読を。

☆キョン☆さんからのメール

お疲れ様でした。

1回目は徹の視点、2回目は恵美子の視点で、そして3回目は中野からの視点で観てみました。

ブログの方で「缶蹴り」のシーンについてお話が盛り上がってましたが、私も1回目、2回目の時までは必要ないかも?と、思ってました。

でも、中野からの視点で観ていて必要なシーンだと思いました。

中野への差し入れの後にあのシーンがある事によって、誰かが中野とちゃんと向き合って会話(心)のキャッチボールをしていたら違っていたんだろうなと思いました。
それから、中野があの日に決行したのは徹が熱を出していたから?と思いました。
熱でダウンしているので事件が発覚しても徹が現場にやってくる事がないから。
徹にはウソを見抜かれてしまうのがわかっていたんでしょうね。
だからこそ、自転車で現れた徹にびっくりし、冷静を装うも“しどろもどろ”な受け答えだったのかなと。

きっと、他人と上手にコミニュケーションが取れない苛立ちと徹(自分を理解してくれない世の中の人かな?)事件の第一発見者として、あっと言わせたい気持ちがあったんですね。

だからといって罪を犯してしてしまう事は悲しくいけない事ですが。


ところで、本筋からズレますが。。。
恵美子が看板屋さんの面接を受ける前に座って就職情報誌を見てるというシーンがちらっとありましたが、あそこってもしかしたら代々木公園の近くじゃないですか???
なーんて、なーんて、訳ないですよね。(近所に似ている風景があったので・・・)

今回もお声を掛けるタイミングがなく、お話出来なくて残念ではありましたが、「ブレス・レス」本当にステキな作品ですね。
観にいくきっかけを下さいましてありがとうございました。

それでは。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 5日 (金) 09時44分

お返事ありがとうございます。中野の件、幼稚な意見だと思っていても罪が正当化されそうで書かずにいられませんでした。そんな私に学校の先生の様に諭していただいて、監督って本当に優しい人だなと感心しています。本島さんのお話も聞けて私は良かったです。☆キョン☆さんが書かれているように誰かが向き合って話をしていれば違っていたのかもしれない。中野の様な青年が増えているかもしれないから、この映画を学園祭で上映できたら良いかもしれませんね。

投稿: とも | 2006年5月 5日 (金) 18時40分

 映画に詳しい友人が「これ絶対見た方がいい。今年のベスト1。今年はこれだけ見ればいい!!」とまでいってチラシを配りまくっていたので、5日に行きました。終わったあとパンフを買っていたらジャケットを着た知的な雰囲気の男の人がいましたが、あれが監督だったんでしょうか?
 上映中は、恵美子が被害届を出さなかったのは服部と一緒のところを見られたからなんだろうか?でもそれが警察のエリートだなんて犯人にわかるわけないしなあ、とか、あの性同一障害の少年はこのあとどう絡んでくるんだろう?とか、余計なことばかり心配してみていたので、あれ、もう終わり?という感じはしました。むしろ見終わって反芻してからの方がしみじみと楽しめました。もう一回じっくり見たいです。
 
 この春から杉並区に転勤し、通勤で阿佐ヶ谷駅前の中杉通りを毎日自転車で往復しているので「ケヤキ並木だ」「パールセンターだ」「徹の父の家は大宮二丁目(職場のすぐ近く)だ」と、そちらも楽しめました。個人的には、徹の父の家のたたずまいと、そこでの親子のシーンが一番好きです。古くからの文士の町・阿佐ヶ谷の雰囲気だからこそ成立する映像だと思いました。たぶんもう一人の主人公ですね。杉並に通うようになって、中央線沿線の街というのは(くやしいけど)自宅のある隣の練馬区とでは「街の深さ」が全然違うなあと感じてましたので。

 その点からいうと、徹がサックスとセッションしていた場所がじつは下町の隅田川?のほとりだったのはびっくり&残念でした。阿佐ヶ谷署(本当は杉並署ですね)から歩いていけるところだと思っていたので・・・和田堀公園とか(でもあの近くには適当なビルがないか・・・)、せめて中野駅北口の公園とかだったらよかったのにと思います。ローカルな話ですいません。
 
 
 

投稿: けんじい | 2006年5月 6日 (土) 10時48分

○ともさん、
 ご返事ありがとう。
「幼稚な意見」なんて全然思っていませんよ。
 ぼくも犯罪の正当化になっては絶対にいけないと痛感します。だからちょっと不用意に中野のエピソードを紹介してしまったかなと反省しています。
 あとで少し補足の文章を入れようと思っているところです。

 学園祭ではぜひ上映してみたいですねえ。
 そして、できれば上映の後に時間をもらって、観てくれた人たちと意見を交換したいです。どんなに楽しいだろう。

○けんじいさん、はじめまして。
 コメントありがとうございました。
 この作品を薦めてくださったご友人にぜひお会いしてお礼が言いたいです。
 ポレポレ東中野には、スケジュールが許すかぎり行こうと思っています。たいていロビーのベンチに座っています。けして「知的な雰囲気」は持ち合わせていませんが、痴的なら自信があります。

 徹と父親とのシーンが気に入っていただいてとてもうれしいです。何度か書いたことですが、父の生前に一度でいいからこんな会話をしてみたかったという思いを込めて作りました。できなかった理由はすべてぼくのほうにあります。

 一度だけ死んだ父の像が出てきたことがあります。初めて出す単行本の原稿を脱稿する直前で、机のそばに立って「お前はお父さんがやりたかったことばしよるったい(福岡弁)」と微笑みました。
 気持ちがかなりハイテンションになっているときで、きっとぼく自身の勝手な想像でしょう。親父はそんなことは微塵も思っていなかったかもしれない。
 なおぼくには霊的な能力は皆無らしく、その後は何の音沙汰もありません。

 ラストシーンについては、意識的に杉並区から離れようと考えました。ずっと阿佐ヶ谷にこだわりましたが、ラストはむしろ東京のどこでもと広がった方がよいと考えました。だから直前に、阿佐ヶ谷駅のホームに立っている徹の後ろ姿のカットがひとつだけ入れてあります。
 徹が山手線に乗っていて、ドアのそばに立っていて、その窓から見える遠くのビルの屋上に看板があって……というのもアイデアとしてあったのですが、結局、運河と橋とビルの組み合わせにしました。
 ぼくが東京の運河が好きだというのと、撮影に適したヌケのよいビルの看板がなかなか見つからなくて、あっても撮影許可が下りなくて、ということで可能なもののうちのベストがあそこだったということです。

 この作品はテレビドラマのような丁寧な説明をしない作品ですが、しっかりと観ていただいてとても嬉しいです。感謝。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 6日 (土) 16時45分

 監督、みなさん、こんばんは。awaです。
 監督が4日に書いていることについて、考えたことを書いて見たいと思います。監督はこう書いています。

 どんどん無駄なものを削っていって、最後に残ったぼくの考える 「私を私たらしめているもの」は、記憶と他者との関係(交わり) ではないか、ということでした。
  他者と交わることは、私を私たらしめていると同時に、私を私 に育ててくれてもいるように思いました。
  ぶっちゃけた話、人と人の関係は、ぼくらの想像を遙かに超え て偉大なことをなしている、と思うのです。
 『Breath Less』はそんな思いを基調にして作りました。

 私は私には何もないと感じることがあります。からっぽ。人からの受け売りとか、聞きかじった情報とか、そういうもので自分を作り上げている。知識や私の資質であるDNAの情報もそうかもしれない。でも、監督のいうように関係性には自分が感じられる。また、現実はさまざまな事柄が絡み合うことで形作られていくと思います。ちょうどセッションで奏でられる音楽のように。楽譜やシナリオを現実のものにするのは、時間も含んだそれぞれの存在。ほら、ここで、みんなと意見を交わすことで私の思いが湧き出てくるのに似ている。

 一つだけ、追記です。映画の最初に絵が評価されなかった恵美子のことが出てきます。彼女にとってそれはとても大きなことですね。看板屋の面接シーンでの恵美子は驚くほどに力が入っています。ダメだといわれると、逆にやりたくなったんじゃないかな。そして最終的には恵美子は服部との関係ではなく、自分自身を表現することのほうを選んだように思います。でもそれは別に「強さ」ではなくて、彼女が一つの区切りをつけたかっただけなんじゃないか、と思うけれど。「諦める勇気がない」と恵美子がいったとき、服部は「悲観は気分。楽観は意志に属する」といった。続けて「結果を恐れていたら何もできない」と。皮肉にもその言葉を受けて、恵美子は服部を諦めたんじゃないかな。

 すっかり長くなっちゃいました。
 またみなさんのご意見を聞かせてください。
 そろそろ今夜の映画も終了する時間のようです。

投稿: awa | 2006年5月 6日 (土) 22時54分

○awaさん、どうもありがとう!!
 いま、ポレポレから帰ってきました。途中ちょっと酒を飲んだけどね。
 今夜も沢山の方々に観ていただきました。
 帰ってパソコン立ち上げて、awaさんのコメントを読んで涙があふれてしようがありません。
 すぐぼくが返事をするとほかの方が書きづらくなると思うので、いまはここまでにします。
 あとで書きますね。
 みなさま、どうかawaさんの意見にコメントをお願います。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 7日 (日) 02時01分

2度目の「満員御礼」、おめでとうございます。

私も3日に会場に伺ってました。
映画を2度見て、原作を読んで、こちらでいろんな方の
ご意見を読んで、監督さんのご意見を読んで、「Breath
Less」の奥深さ=魅力を感じています。


> 学園祭ではぜひ上映してみたいですねえ。
> そして、できれば上映の後に時間をもらって、
> 観てくれた人たちと意見を交換したいです。
> どんなに楽しいだろう。

う~ん。私の大学で実現できたらいいなぁ、と思いつつ。

実は12日が参加団体の申込締切なんです。
先日のアルゴ・ピンクチャーズのご担当の方のコメントを
読むと、いろいろと時間がかかりそうですね。。。
取りあえず、申請書だけ提出しておいて、学園祭実行
委員会に掛け合ってみます。

投稿: とびを | 2006年5月 8日 (月) 08時44分

22日に2回と3日のトークショーの時と3回「Breath Less」観せていただきました。観る度に新しい発見をさせてくれる良い映画だなと思いました。

私も監督の言われるように「私を私としてたらしめているものは記憶と他者との関わりではないか」というご意見確かにそうだなと思います。後は、awaさんも言われているとおり持って産まれたDNAの情報というやつも大切な要素だと思っていますが・・・。

文学や他の専門書や音楽や映画どんなジャンルの情報も、自分が生きていく中でその時の自分の成長した状態や精神状態で色々な捕らえ方ができたりするものだと思っています。私の中で「Breath Less」はこれから折にふれて見てみたい映画のひとつになりました。

19日までの間できたらもう一回ぐらい観にいけるといいのですが・・・地方の方に比べればずっと有利な場所に住んでいるとはいえ今は都民で無いもんでちょっと辛いものがありますl。昔は池袋のほうに住んでいたんでカメラを担当された方が観に行かれた映画館って多分私も好きだった文芸座さんかなってちょっと懐かしかったです。

最後に私が好きなシーンは筒井君が忍成君にコーヒーを持っていって、話しているところに不波さんも来て男三人でコーヒーを飲んでいるシーンと、ラストのシーンです。

缶けりのシーンは、見ていて昔嫌な事があった時夜中に電話相談のダイヤルしてもなかなかかからなかった時の事思い出しました。あれって、たぶん夜中のほうがかかりにくいらしいんです。昔知り合いの方がボランティアしてたんで、そんな話聞いた事があります。私もこういうボランティアできたら良いなって思っているんですけど、それはもっと自分が精神的にも大人になってからの事かなと思っています。

投稿: 紫苑 | 2006年5月 8日 (月) 09時32分

今、もう一度渡辺監督の最初の文章読み直しました。映画には監督と撮影監督という方がいらっしゃるんですね。撮影監督の三好和宏さん、お名前覚えられなくて失礼しました。

トークショーの時に忍成君もラストのところが好きだって言ってましたが、私もあのラストのシーンのカメラの動きとっても好きです。

私の住んでいるところからポレポレは遠いけど、ポレポレも文芸座のように良い映画を選んで上映してくれる素敵な映画館だと思いました。「Breath Less」全国上映果たせて、またポレポレで凱旋上映してもらえたらいいなぁって思っています。

投稿: 紫苑 | 2006年5月 8日 (月) 09時43分

すいません、また名前間違えてますね。もうボロボロだぁ!これから仕事行かないと行けないしちょっとあせってしまいました。でもボチボチちゃんとした感想書きたかったもんで・・・本当に失礼しました。↑の書きこみ良かったら監督削除するなりできたら、三好さんのお名前直していただくなりしていただけると嬉しいです。それでは本当に失礼いたします。

投稿: 紫苑 | 2006年5月 8日 (月) 09時47分

とびを様

3日にいらしていたのですね。お会いできなくて残念です。
さて学園祭での上映の件、一度詳しく教えて下さい。

「時間がかかりそう」とのことですが、
もし日程が決まっていれば、フィルムはおさえておくことができますし、他の手段も考えられます。
以前頂いたメールを読まずに削除してしまったようなので、再度送っていただけないでしょうか?

お待ちしております。

投稿: アルゴ・ピクチャーズ | 2006年5月 8日 (月) 13時41分

○とびをさん、どうもありがとうございました。
 3日にぜひ話したかったですねえ。
 上映については、アルゴ・ピクチャーズとよく話をしてください。きっと良い智恵が生まれると思いますよ。
 上映会をやるのは技術的に困難な面もありますが、さまざまな人が知恵と技術を持ち寄る楽しさがあります。思わぬ人が意外な能力を発揮することもあります。
 ぼくも学生のころ、自主製作自主上映をやっていましたが、上映会のあとのビールは美味かったなあ。

○紫苑さん、お久しぶりです。
 3回も観ていただいたのですねえ。ありがとう!
 この作品は2度、3度と観たいただいた方が多くて、これにはちょっと驚いています。映画監督としてはメチャクチャうれしいことです。

 感想もありがとうございました。
 おっしゃるとおり5年後、10年後にご覧になるとまた違った感想が生まれるでしょうね。
 これも監督冥利に尽きます。

 そうか。電話相談は夜中のほうがかかりづらいんですねえ。夜回り先生・水谷修氏が、夜眠れない子どもたちがたくさんいるのだと何かのインタビューでおっしゃっていたのを思い出しました。

 ボランティアのこと、「もっと自分が精神的にも大人になってからの事」というのも分かります。しかし一方で、失敗してでもやりながらいっしょに大人になっていくというのもありかもしれませんね。

 池袋の文芸座はぼくもたいへんお世話になりました。
 予備校に通った10ヶ月間、ぼくはほとんど文芸座ですごしました。つまり予備校はサボっていたということですが。
 もし文芸座がなかったら、ぼくの人生は変わっていたかもしれない。

 もし今度映画館でお目にかかったら、紫苑さん、ぜひ声をかけてくださいよ。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 8日 (月) 17時22分

先程、アルゴ・ピンクチャーズの方とお電話で話をして、
今は「何とかなるかも?」と思えるようになりました。

目下のところ、団体名は「団体ひとり」ですが(笑)、
本格的に始動したら、賛同者・協力者は得られると思い
ます。

現段階で日程や大学名をこちらに書くことは、差し控え
たいと思います。もちろん、監督さんからメールを頂け
れるのであれば、喜んでお知らせ致します。
…不躾なもの言いで申し訳ありません。

いろいろな問題がクリアできれば、こちらで大々的に宣伝
をさせて下さい!!

投稿: とびを | 2006年5月 8日 (月) 17時33分

○とびをさん、どうもありがとうございます。
 どうかぜひ可能性を探ってみてください。
 ぼくにできることがあったら遠慮なくおっしゃってくださいね。メールアドレスは「プロフィール」のページにあります。
 決定したらこのブログでも大々的に宣伝しましょう。
 お会いできるのを楽しみにしています。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 8日 (月) 18時19分

小川高生さんのライブイイなぁ~!
監督に紹介して頂き高松のライブに行きました。
途中休憩の時に声を掛けると気軽にお話して頂き
嬉しかったです。
アルトサックスとても素敵でした。
監督 よろしくお伝え下さい。

本田博太郎さんのトークも聞きたいです。
私も徹と父親の会話大好きです。
監督に「監督がお父さんとあんな会話がしたかっのでしょ?」ってお話した事を思い出しました。

あぁ~もう一度観たくなっちゃいました!


投稿: ヒロコ | 2006年5月 8日 (月) 21時14分

○ヒロコさん、どうも。
 小川さんもこのブログを読んでいますから、きっと喜んでいるでしょう。
 ぼくからも伝えておきます。

 先日「讃岐映画村」に管理人さんの書き込みがあって、東京で単館レイトショーのものは香川では難しいとあってガックリきました。
 しかしよく考えてみたら、レイトショーものが難しいのであって、『Breath Less』が難しいと言われたわけではないので、まだまだぼくは諦めませんよ。
 たいていの感動は、データや定石とされたものを打ち破ったところにありますからね。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 9日 (火) 03時04分

監督 私は望みは捨ててません。
先日ソレイユに行った時直接伺いました。
支配人に今度チラシを持ってもう一度お願いに行く
お約束をしていますから。
監督と私がお友達(すみません勝手に)だとお話すると、
監督も呼べるかな?って興味持ってくれました。

「わらびのこう」も上映会やりた~い!って叫んでたら
昨年1500人の上映会が出来たんだもの気長く叫び続けますよ。

香川県では今年の秋11月に「さぬき映画祭2006」を開催します。私も実行委員の一人として協力しています。
詳しい詳細が決まり次第監督にお知らせ致します。

蓼科高原映画祭に参加し何時も映画祭のある街って良いなぁ
って思ってました。毎回ボランティアのスタッフ達が暖かく
迎てくれましたよね。「さぬき映画祭」も他県に負けないよう皆で力を合わせて頑張りますから。
ソレイユの支配人もその仲間の一人なんです。


投稿: ヒロコ | 2006年5月 9日 (火) 08時37分

○ヒロコさん、どうもありがとう。
 呼んでいただければ、ぼくはどこでも喜んで行きますよ!

 そうそう「わらびのこう」だって(だってといったら恩地さんに叱られるか)上映会やったら凄い人が集まったんだよね。だから良い映画を観たいという人は潜在的にいるのです。
 これは香川県に限らずどこでも言えることで、潜在的な映画を観たいという人を、ぼくら映画に携わる者が掘り起こせていないだけだと思います。
 いまは面白い日本映画がどんどん作られているときだから、これまでなかなか上映されなかった地域にもがんばって持って行きたいです。
 ヒロコさん、これからも応援よろしくお願いします!
 ソレイユの支配人によろしくお伝えください。
 渡辺は、来いと言われれば喜んで飛んでいきます。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月 9日 (火) 19時41分

筒井君のファンの方のブログでも映画の話で盛り上がっています。で、私も観たいし何か出来ないかと思い、思い切って映画館に電話したところ、すごーく冷たい感じで「予定はありません」と言われてしまいました・・・監督様、わたし本当に無知でして、どうすれば京都の映画館にブレス・レスを上映してもらえるのか、何をすればいいのか、分かりません!!教えて下さい!ソレイユの支配人はいい人ですねぇ・・・私なんて担当の方にすら電話に、代わって頂けませんでしたよ・・・それに監督様から、見かけたら声をかけて下さいね、なんて羨ましいです!

投稿: はな | 2006年5月 9日 (火) 20時57分

初めてコメントします。
Breath Lessを見終わった後、奇妙な爽やかさを感じました。
結構Heavyな内容ではあるのだろうけど、テンポのあるWittyな会話のせいか、筒井氏の演じる徹のキャラクターのせいか、映像のせいか、そよっとした風を感じたときの雰囲気を思い出しました。 細部に様々な仕掛け(?)があり、見る人によって、又何度も見る事によってその部分が段々に掘り起こされてくるような映画なんだと思っています。

個人的には父親と徹のシーンが一番好きです。 父親のぶっきらぼうであるが故に懐の深い暖かさがあり、それを又ぶっきらぼうに応じ返す徹の優しさが絶妙に絡みあったすばらしいシーンだと思います。思わず涙しました。もう一ヶ所、留置場で三人が黙ってコーヒーを飲むシーン。中野がダブってしまった二人からの差し入れのコーヒーを口に含みそれぞれに「美味しい」と告げる言葉。無言であるが故に伝わってくる大きな優しさがあります。押し売りでない優しさを投げかけ、そのボールをきちんと受け取る人間の度量。 そんな人間としての本当の優しさを忘れてしまったかのような今の日本人や社会が悲しいです。 多くの方が言っておられるようにもう一度見たいと思わせる映画です。そして何度も見る事によって様々な部分が掘り起こされ、その風が自然に自分の中に溶け込んでくるような気がします。この映画には二人の人間の結びつきを様々な角度から表した場面が多くあります。ラストシーンのブルースハープとサックスが奏でる音の中にそれが凝縮されているのでしょうか?  この作品を作られた監督の人間としての大きさを感じます。素敵な作品と出会えて幸せです。ありがとうございました。


投稿: アウル | 2006年5月 9日 (火) 23時38分

ヒロコさん>
ガンバレ!ガンバレ!ガンバレ~!!!

投稿: カンデインスキー | 2006年5月10日 (水) 01時05分

 ここのところ返事を書くのが遅れ気味です。どうもすみません。

○はなさん、
 どうもありがとう。映画館へ電話をしていただいたとのこと、こころより感謝申しあげます。
 はなさんが、京都でも上映してほしいとここにコメントを寄せてくださっていることが、もうたいへん大きな力になっているのです。がんばります。

 正直に言うと、ぼくはこれまで上映は配給会社任せで、ほとんどタッチしませんでした。しかしこの前の作品、脚本で参加した「わらびのこう」ではじめて観客と触れあうことの重要さを知りました。
 もちろん配給は配給会社が執り行う事業ですが、監督として参加協力できることは必ずあるはずと考えています。そうすることがこれからの映画監督には大切だと思っています。
 アルゴピクチャーズと相談しながら進めていきますので、いましばらく待ってくださいね。その上でご協力をお願いすることも出てくると思います。そのときはぜひよろしくお願いします。
 はなさんのコメントのおかげで、京都に上映してほしいと待っている人がいるのだと分かったことは、ぼくらにとって大きな力なのです。
 ありがとう!
 あ、それからお願いです。「監督様」は「お代官様」みたいでこそばゆいです。「渡辺」あるいは「監督」と呼んでください。近しい間柄になりましょう。

○アウルさん、
 こちらこそ観ていただいてありがとうございます。
 感想を読んで、うれしくて目頭が熱くなりました。
 留置場のシーンは泣きながら撮りました。ちょっと恥ずかしいですけどね。
 犯罪はけして許すべきことではないけれど、優しいはずの人が一瞬狂ってしまうことがある。人間は切ないですねえ。
 ラストシーンのお話が出たので、ちょっと書きます。
 これは12日の小川さんのトークのときに話そうと思っていたのですが、このブログでは先にお話ししてもいいでしょう。
 この作品では、アルトサックスが恵美子の気持ちを、ブルースハープが徹の気持ちを奏でています。しかしのっぴきならない状況になると、それぞれ水琴窟の音と奇妙な電子音に変わっていきます。そしてラスト、ふたりが出会うことはないけれど、アルトサックスとブルースハープは初めて絡み合って、ひとつの音楽を作ります。このあとふたりが再会することがあるのかないのか、作ったぼくにも分かりませんが、少なくとも芥川龍之介の「仙人」を読んだという1点でふたりは繋がっている。確実に繋がっている。そう思って作りました。
 またときどき、いえしょっちゅう、お話聞かせてください。
 どうもありがとう!

○カンディンスキーさん!
 がんばりますよォ~。
 ヒロコさんだけでなく、ぼくも元気が出てきました。
 ありがとう。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月10日 (水) 02時24分

渡辺監督私のつたない文章にレスありがとうございます。そうですか、監督は文芸座に何回か足を運ばれた事があったのですね。私はなんか池袋に文芸座があるって事だけでなんか嬉しかったもんで、正直本数的には余り見た記憶ないんです。

でも、ギリシャ彫刻のような美少年見たさに高校生の時友達と見た「ベニスに死す」これはもう観ている最中に今の自分ではきちんと理解できない映画だと思ってみてました。監督とのやりとりの中で、今の自分で又この映画観てみたいという思いを強く感じました。

水谷先生のドキュメンタリーは私も2回ぐらいNHKでやっているの見た事があるのですが、監督に言われて改めてすごい事やられている方だなって思いました。「今リストカットしちゃったんです。」なんて電話で言われて冷静に対処できる自信はやっぱり今の私には到底ないし、「いのちの電話」でボランティアするには研修とか結構長かったような・・・、今はまだ生活の為にもパートしてたいし、ただ「仙人」のお話じゃないけど自分の目指す方向のひとつとして、そういう希望は持ち続けていけたらいいなって思っています。この映画で愚直でも良いから頑張ろう!という勇気もらえました。どうもありがとうございました。

投稿: 紫苑 | 2006年5月10日 (水) 11時08分

監督さん、こんにちは。
水琴窟というのですね。
徹が恵美子を見失い、恵美子を探してうろうろする徹を恵美子が目で追うシーン。
あの時の音がきっと水琴窟。違いますか?
地の奥底の広い空間で何かが共鳴しているような音。
動揺する恵美子の鼓動の音かな、と思って聞いていました。
恵美子が気を取り直し、かつかつと歩き出す・・・街の雑踏音が戻る。
あの一連の流れは、音とセットになって印象に残っています。

ここのブログは麻薬のようで、あまり近づかないようにしていたのですが、
久しぶりにやってきたら、「水琴窟」の文字。
たまらずコメントしてしまいました。

投稿: shiron | 2006年5月10日 (水) 20時56分

○紫苑さん、
 ぼくは上京した年の4月~12月に347本の映画を観ました。その大半を文芸座で観ました。高田馬場の予備校生だったんですが、ほぼ毎日、池袋で途中下車でした。

 紫苑さんのボランティアへの気持ち、とても感動しました。ぼくもあわてなくいて良いと思います。ぜひがんばってください。

○shironさん、どうもどうも。
 水琴窟の仕組みについて、こちらで知ることができますよ。
 http://www.suikinkutsu.com/

 徹と初めて出会った喫茶店の直後のシーンから鳴り始めます。
 おっしゃるように、あれは恵美子のこころ模様ととってもらって良いと思います。
 ただ徹の側で3度鳴らしています。
 徹が恵美子のマンションを見上げているシーン、終わり近くの徹と服部が絵の具カフェで語り合うシーンの終わり、そして阿佐ヶ谷駅のホームで電車を待つ徹の後ろ姿で、それぞれ1回鳴らしました。
 その意味は、ぼくがつまらない説明をするよりもみなさんそれぞれの感じ方で捉えていただいたほうが良いかなと思います。
 あ、間違えた。徹が風邪で寝込んだシーンでもひとつ鳴らしていましたね。

 shironさん、このブログは中毒しても、麻薬のように心身を蝕むことはないと思いますので、これからもしょっちゅう来てくださいよ。そして辛口のコメントを楽しみにしていますよ。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月11日 (木) 15時42分

監督は8ヶ月の間に347本映画を観られたということですね。すごい情熱を感じます。私はどうしても「いのちの電話」のボランティアがしたい訳ではないのですが、自分が元気な内はなにかしら人に関わる事ができたら良いなと思っています。

水琴窟の事全然気がつかなかったので、やはり是非また「Breath Less」観る機会がほしいと思いました。今日の小川さんのライブ是非聴きたいところですが、明日から仕事のやり方が大幅に変るので、本田さんがいらっしゃる時までなんとか新しいシステムに慣れる事ができたらいいなと思っています。

投稿: 紫苑 | 2006年5月12日 (金) 11時30分

水琴窟・・始めて聞きました。
映画を見ながら幻想的な音だなーと思っていました。
と、同時にその音が聞こえると「あー何かが変わりそう・・」と言う、胸騒ぎみたいなものも感じました。

監督が紹介してくれた、水琴窟のHPに行ってみました。
不思議ですね・・音を聞いてると又映像が蘇って来る。
勿論ここにもしょっちゅう来て、皆さんの話読んでても
色々蘇るし、新たな発見の数々。。

どうにか、もう一度映画館で『ブレス・レス』に会えます様に。。

投稿: みみ | 2006年5月12日 (金) 16時38分

○紫苑さん、
 347本観て、すべてノートに感想を記していたのですがアパートの火事で焼けてしまいました。当時は自分そのものが消失したようにショックでしたが、いま振り返ってみると、焼けたのはノートであって、観た作品はいまでもぼくの中で生きています。人間って不思議ですね。

 水琴窟もそうですが、日本庭園なども自然との折り合いの付け方がとても秀逸で、かつての日本人の豊かさに驚かされます。

 会社のシステムや仕事のやり方が変わるときって想像以上に神経を使うのではないでしょうか。しっかり休養をとってがんばってください。

○みみさん、どうも。
 ぜひ機会を見つけて、水琴窟のある庭に行ってみてください。録音で聞くのとはまた違った、幽遠な趣があります。
 人の心の奥の奥の深~いところでも、宇宙の鼓動と合奏する音が鳴っていると感じることがあります。そんなとき、人は、自分では量りきれない可能性を持っているにちがいない、おれもまだまだ捨てたものじゃないぞと涙があふれてくるのを覚えます。涙腺が緩いだけかもしれないけれどね。
 関係ないけど、能楽では足拍子を効果的に使いますね。能舞台の床下には大きなカメが7~10個ほど埋められていて、それが余分な音を吸い込んで音響を良くしているのだそうです。こんな楽しみ方を造りだした人間の知恵は凄いと思います。
 あ、カメは、甕です。亀ではありません(^_^)。

 ちょっと饒舌になりました。すみません。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月13日 (土) 03時45分

初めまして。私はHUNDREDSのファンです。
初めての書き込みで緊張しています。
『ブレス・レス』の映画の中で、私は恵美子が絵を書く
シーンが気になりました。特に恵美子が足で絵の具を
叩いて出すシーン・・・。もっと意味のあるものに&
前に出して欲しかったです。映画の中の恵美子が好きになってしまったからです。
父親と徹のシーンも、中野の事件のシーンも、缶蹴りのホンワカな
シーンも。好きになってしまったから。
監督に出会えた事、握手出来たコトは意味があるのだと思います。
自分の中で、この映画が大きく意味のあるものになるように、
応援していきます。最後の上演までに映画館でまた観れるように。
そして、この映画でまたTHE HUNDREDSの魅力に出会えた事に
感謝しています。

P.S 私は町田近辺に住んでいるので、いつかどこかでフラッと監督に
近所で出会えたら嬉しいなと思います。
では、これからも応援しています!

投稿: 詩都 | 2006年5月13日 (土) 03時51分

○詩都さん!
 とてもうれしいコメントをありがとうございます。
 THE HUNDREDSのファンの方々に観ていただいてとても嬉しいです。
「百花繚乱」(字が違ったような)数回行きました。
 SASAさんはお元気だろうか。
 ギターのNOBUYAN'、いいよねえ。

 あ、みなさま、THE HUNDREDSは、徹(筒井くん)が組んでいるブルースバンドとして出演していただいたバンドです。博多出身です。
 http://www.thehundreds.jp/index.html

 恵美子を好きになっていただいてとても嬉しいです。何度も書いていますが、恵美子はぼくの一部ですから。
 絵の具チューブを足で踏みつける行為は、彼女のどうしようもなさ、自己嫌悪、懊悩の発露として考えました。
 しかし単なる思いつきではなく、実は、あのように絵の具チューブを足で踏みつけてキャンバスに絵を描く現代美術の画家が実在します。
 いま名前が出てきません。画家たちのアトリエでの様子を撮った分厚い写真集があるのですが、我が家の書棚にないぞ。引っ越しのときにどこかへ行ってしまったか。とにかく名前は調べて、あとでお知らせします。

 現代美術では絵を描くさまざまな手法も編み出されました。日本の画家たちも驚くべき手法を実践し、大いに活躍しました。
 同時に「醜もまた美である」という考え方も出てきました。ぼくはこれがすごく好きです。しかし美術の専門家ではないので詳しくは書けません。
 そんなことから、苦悩する恵美子に絵の具チューブを踏みつける行為(作画作業でもある)をさせてみました。絵画は感情の発露でもあるわけですから。
 中途半端な説明ですみません。
 どなたか現代美術に詳しい人いないかなあ?
 いらっしゃったら補足してください。

 町田では駅周辺の安いカフェ(エクセルシォールとかニューヨーカーズ・カフェとか)をハシゴしていますよ。引っ越して間もないころはセピア・カフェから通りを眺めているのが好きだったけれど、見られているのはこっちのほうではないかという気がしてきたのであまり行かなくなりました。

 詩都さん、またいつでも好きなことを書き込んでくださいね。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月13日 (土) 06時17分

あはは・・ 監督、小川さんの演奏聴いて
ハイになってます・・
私も聞きたかったな。

というか、監督ちゃんと寝てますか?
登場してる時間が凄いので心配です。。

身体大事にして下さいね。
[疲れたら 休めばいい
 息が詰まったら、深呼吸すればいい] で!!
私には、身に染みます。。 

投稿:  みみ | 2006年5月13日 (土) 10時01分

昨日の毎日新聞・夕刊の映画評の記事に「Breath Less」
が取り上げられていました。

「何年もお蔵入りのあげくレイトショーの小規模公開が
惜しい好編だ。」

この一文に「うんうんうん」と頷いてしまいました。

さてさて学園祭での上映会、お金と機材の問題はクリアで
きる目途がたちました。35mmフィルムでの上映にこだわら
なければ(35mmフィルムには機材と技師が必要になるそう
です)、場所さえあれば上映会はできます。全国の学生さん
で、見たいと思っている方、がんばってみましょ!!

学生でなくても、市民ホールとかに企画を持ち込むことも
可能だと思います。費用のこともアルゴ・ピンクチャーズ
さんに相談してみれば、意外と何とかなる額かもしれませ
んし。

投稿: とびを | 2006年5月13日 (土) 12時21分

渡辺監督、こんにちは。

とうとう上映最終週になってしまいました・・・。
(本田さんのトークイベント、凄く行きたかったです)
もう一度、映画館に足を運んで、もっともっと「Breath Less」のことを理解したかったんですが・・・残念です。
でも、このブログがあったおかげで、監督さんをはじめ、色々な皆様のコメント&感想を聞くことができて、より理解を深めることができました。感謝!感謝です。

こんなに映画と映画監督を身近に感じたことは初めての経験でした。作品について深く考えることも初めての経験です。
私にとって、ある意味、今までの映画に対する考え方を覆された出来事でした。

『Breath Less』のことを語り合う為のブログなのに、ちょっと話がずれてしまいましたが、とても良い出会いができて、本当に嬉しかった!と、この場をお借りしてお伝えさせていただきます。

私も小田急線沿い在住(町田よりかなり下り方面ですが)なので、たまに町田に足を運びます。
カフェで渡辺監督に会えたら、衝動的にお声をおかけしてしまうと思いますので、その時はお話させて下さい。

今後、各地で『Breath Less』が上映され、たくさんの方々に観て頂けますように・・・。

投稿: matsuko | 2006年5月13日 (土) 14時22分

○みみさん!
 あなたはこのブログのちょうど100番目のコメンテーターになりました。おめでとうございます!

 ご心配、ありがとう。
 しっかり眠っています。脚本の締め切りをすぎても睡眠時間は減らさないがモットーです。夜中の12時をすぎてから元気が出てくるタイプなのです。
 映画『ラウンド・ミッドナイト』の台詞──
「空が明るくなってきた。眠るのに良い時間だ」

○とびをさん、
 お知らせありがとうございました。
 これから毎日新聞販売所へ走ります。
 朝日を止めて毎日にするかな。
「何年もお蔵入りのあげく」という表現はちょっと当たらない気もするけれど、ま、しっかりと観ていただけたようなので良しとしましょう。

 とびをさんのおっしゃるようにまだいろんな上映の方法があるのだと思います。
 ときどき話題にする「わらびのこう」はいまも全国で上映されていますが、その配給を仕切っているシネマ・ワークのHPに上映会のやり方についての説明がありました。ぜひご覧ください。
http://www.cinemawork.co.jp/association/index.html

○matsukoさん、
 お久しぶりです。そうでもないか。すみません。
 ポレポレ東中野での上映は19日で終わりますが、上映はつづきますし、このブログもずっとつづけます。
 もっともっと話をしましょう。

 町田を歩いているときは、ホントみっともない格好をしています。昨日はTシャツを裏返しに着ていて、小田急線に乗ってからようやくそれに気がつきました。何か考え事をしながら歩いているのか、ものすごく取っつきにくそうに見えるらしいです。本人はそんなことありませんので、お気軽に声をかけてください。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月13日 (土) 17時08分

昨晩は二度目のBreath Less でした。監督と小川さんのトークも楽しませて頂きました。小川さんの音楽との出会いがなければこの作品は違ったものになっていたかもしれないと云う事。ここにも出会いの不思議さがありますね。私もこの作品との出会いの中で様々な事を考え、日常の忙しさの中で忘れていた自分と向き合う時間を作ることが出来ました。監督と小川さんはプライベートでも気が合うのでしょうか? トークの掛け合いをみてそんな風に思いました。それにしても監督はとても嬉しそうにお話をなさいますね。まるで目の中に入れても痛くない我が子の話をしている父親のようです。

このブログを読んでいたせいもあり、二度目はかなり作品の細部を感じる事が出来たように思います。 一度目ではほとんど意識に残らなかった水琴窟の音が今回はよく耳に入り、恵美子の心模様を思う事が出来ました。服部との会話で「もう帰って良いですか?」と云うシーン、それに続く公衆電話のシーン。あの言葉で恵美子は服部と別れ、自分の足で歩く道を選んだのでしょうね。でも恵美子が徹にかけた電話の回数はなぜ20回なのですか?「仙人」の20年奉公した数字からとっているのでしょうか?なぜ服部に書いた手紙に綴られている言葉の数が22回なのでしょうか?性同一生涯の子が父親に投げかける言葉の数(21)と掛け合わせた数の遊びですか? 

結婚式の後で徹が父親と話すシーンで会田みつおさんの「もういいかい・・・・」が掛かっていましたね。なぜですか? 徹が父親とビールを飲むシーンでコオロギと風鈴が同時に鳴っていたと思うのですが、あれはどちらともつかない季節が移ろう時期のように徹と父親との微妙な心の動きを現しているのでしょうか?すみません。こうして書いていると監督とお話しているようで止まらなくなってしまいます。 先日書いたようにこの映画には様々な仕掛け(?)があるような気がしてついその仕掛けを探してみたくなるのですが、本来はもっと素直に映画の「味」を楽しまなければいけないのではないかと思います。監督はどう思われますか? 長くなってしまって済みません。 このブログを読んでいる方にもご迷惑ですね。この辺で終了したいと思います。

昨晩入り口の所に立っておられる監督を拝見し、声を掛けたかったのですが、恥ずかしくてできませんでした。残念・・

投稿: アウル | 2006年5月13日 (土) 20時59分

監督、こんばんは!
ソレイユのリクエストでの管理人の答えは難しいということでしたが、こちらのコメントのヒロコさんや監督の情熱に心打たれました。ヒロコさんのようなとても心強い方が高松にいて私も嬉しいです!
私も協力したいけどどんなことをすればよいのやら??監督が高松に来られると言うなら、ヒコロさんのおっしゃるように上映される可能性が出てくるかもしれませんね。私が出来る事はもし高松での上映が決まったら知り合いにどんどん声をかけてみんなで『Breath Less』を応援することかな?
他の方のコメントを読むと皆さん2度3度と映画をご覧になっていて映画の細かいところまで鋭い観察眼でコメントされていますね。私もこちらで勉強させていただいて願いが叶ったあかつきには(私の願いは『Breath Less』を映画館で観ること)映画の感想をこちらに書き込みたいと思います。それまでこの分室を続けてくださいね!

投稿: のん♪ | 2006年5月13日 (土) 22時49分

○アウルさん、
 二度もご覧いただいてありがとうございます。
 たくさんの質問、とてもうれしいですよ。

 小川高生さんとぼくはときどきいっしょに酒を飲みます。彼のライブにもときどき行きます。実は今夜(13日)もライブがあり、どっちに行こうかと一瞬迷ったのですが、やはり今夜はポレポレへ行くべきだと思い、小川さんにはメールで「欠席」を知らせました。
 では質問にお答えします。

 ──恵美子が徹にかけた電話の回数はなぜ20回なのですか?
 これ、徹の携帯電話の着信ありが20件だったということだと思うのですが、ぼく自身は、あの夜恵美子を追っている間の着信が20件で、そのすべてが恵美子の電話であったということではないと考えています。

 ──「仙人」の20年奉公した数字からとっているのでしょうか?
「仙人」の20という数字にはちょっとこだわりました。
 ぼくは「たくさん馬鹿野郎と言った」「いっぱいありがとうと書いた」という台詞が嫌いなのです。「たくさん」や「いっぱい」という表現をしたくなかったんですね。で、具体的な数字でたくさんやいっぱいと言うことにならないかと考えました。そこで目安にしたのが「仙人」の20でした。で、20を越えるもっとたくさんとして「21回馬鹿野郎と言った」とし、さらにそれを越える意で「22回ただいまと言ってごらん」としました。もちろんこれにはいまの状況を乗り越えようという気持ちもこめました。
 実は、恵美子がおかれた状況も彼と同じなので、それを乗り越えようとする恵美子にも「手紙に22回ありがとうと書いた」としました。
 実際に誰かに宛てた手紙に「ありがとう」を22回書いてみると、相当のパワーが必要ですよ。
 ただこのあたりのことは、作り手としてのスタンスの置き方で、ご覧になる方は感覚的に「たくさん」や「いっぱい」と感じていただければよいと思います。

 実家の玄関の壁に「もういいかい……」の書がかかっているのは、深い意味はありません。美術さんが飾ってくれたものです。
 実家の最初のシーンで確かにスズムシと風鈴の音が鳴ります。よく気がつきましたねえ。
 この作品の季節は9月から10月に変わる時期としました。衣替えの時期です。風景はほとんど変わりませんが、唯一中野(忍成くん)の制服が夏服から冬服に変化します。

 ──あれはどちらともつかない季節が移ろう時期のように徹と父親との微妙な心の動きを現しているのでしょうか?

 もう、そうとっていただければ、作り手としてはメチャクチャうれしいです。
 完璧な人生なんかないので、誰もがどこかしらに中途半端な問題を抱えているんじゃないでしょうか。ただそれをさらけ出すのが作品のテーマではないので、「あら、スズムシが鳴いているのに、この家にはまだ風鈴が吊るされたままになってるぞ」ぐらいに感じていただければ十分だと思います。

 ──本来はもっと素直に映画の「味」を楽しまなければいけないのではないかと思います。

 こうでなければいけないということはありませんよ。いろんな楽しみ方があって良いと思います。小津安二郎監督の作品などはかなり細部まで分析されていますしね。
 ただ、作る側は細部まで意匠をこらしますが、ご覧になる方は、まずは作品の本筋を味わっていただくことを第一とされるのが良いと思います。

 といいつつ、細部に仕掛けたものを見つけてもらうとうれしいんだよね、作った者としては。
 だからまた、いつでも書き込んでくださいね。

○のん♪さん、こんばんは!
 いつもいつもありがとう。
 そうですね、高松はじめ四国での上映が実現したらぜひぜひ応援をお願いしますね。

 確かにこの作品は、二度も三度もご覧になってくださっている方が多くいらっしゃいます。たいへん驚き、とても喜んでいます。
 しかし、これからご覧になる方や、上映の日が訪れることを待ち望んでいる多くの方々が全国にいらっしゃることをけして忘れません。
 その方々と大いに語れる場を作りたいとずっと考えています。何かよい方法がないかなあ。
 京都のsoramame*さん、よいアイデアはありませんかねえ?
 あ、soramame*さんというのは、mixiで「ブレス・レス」コミュニティーを開設してくださっている方です。
 たとえば脚本を誰でも読めるように公開して、そこから話し合っていくのはどうだろう? ちょっと重すぎるかなあ?

 のん♪さん、ちょっと考えますね。
 のん♪さんも考えてみてください。
 そしてまだご覧になっていない方々も大いに語り合えるようにしましょう。
 もちろんこの分室はずっとつづけますよ!
 

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月14日 (日) 03時46分

なんだか、凄い事になってます!映画を観ていないのに、自分の中でストーリーを想像しているではないですか!!皆さんの書き込みを読んで初めは、ズルイ、観たい!で二回目は、私にでも、なんか出来るかも!で今回はえっ!暗号とか隠されてんの?なんか金田一みたいやん!とか・・・監督の、お返事を読んで、なるほどと思ったり、観てないのに、観たような、なんて言うのか自分で笑えます。筒井君のファンで色々ファンの方の話を読んで単純に舞台挨拶かぁいいなぁ行きたいなぁて思ってただけが、今じゃ筒井君が出てるからって言うのは、もちろんだけど、それ以上に、もう何がなんでも観たい!ぜぇーたい、ここに感想をかきこんでやるぅて感じです!監督様と書きたいところですが、監督!多分、観れてない方は、ここに来て、はっきりは解からないけど、それなりに楽しんでいるはずです。皆さんの書き込みや、監督の思いを読んでいるだけでもワクワクするのです。私がそうなんだから、間違いない!・・・と思います。そして私の中の監督という職業の方のイメージが変わりました。ブログの書き込みに返事を書いたり・・・これは凄い事なのです!話が、それましたが、とにかく不思議な魅力がある映画なのです。

投稿: はな | 2006年5月15日 (月) 23時51分

遅ればせながら、やっと鑑賞することができました!
「洗濯機は俺にまかせろ」以来久しぶりの東中野遠征?デス
徹のキャラに始めは、戸惑いつつも(バタアシ金魚のノリを
思い出して面白かったですけど)父と子、兄と妹のシーン、
中野との会話等々、やっぱり筒井君だなぁと~男泣きには、
泣きたい気持ちわかる、わかるってグッときちゃいました。
実は、はじめ筒井君歌うのかとどきどき?してたのですが、
大きな勘違いでした。でも、演奏してる彼が見れて、監督!
ありがとうございます♪すみません、なんだか筒井君の話
ばかりで...私は、飯田橋のギンレイホールの会員なのです
が(たくさんの映画を鑑賞させてもらってます)是非、そこ
で上映されたらいいのになぁと思います。益々のご活躍、
お祈りしております!!!

投稿: Harumi | 2006年5月16日 (火) 01時08分

○はなさん、どうもありがとう。
 ここに「ありがとう」と22個書きたい気分です。
 京都の方々にもぜひご覧いただけるようにしたいです。
 京都といえばイラストレーターのsoramane*さんがmixi(ミクシィ)に映画「ブレス・レス」コミュニティーを作ってくださっています。
 はなさん、ぜひそちらもご覧になってください。
 http://mixi.jp/view_community.pl?id=848227

○Harumiさん、
 ご覧いただきましてありがとうございます!
 終電車には間に合いましたか? いえ「東中野遠征」とあったので、遠くから来ていただいたのかなと勝手に想像してしまいました。

 筒井くんの歌うシーンねえ、この次考えてみましょうねえ(笑)。
 どうもありがとう!

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月16日 (火) 02時22分

読み逃しませんよーー

筒井君の歌うシーン・・・
次回の作品の構想とかあるのですか?

渡辺 寿×筒井君
期待してます。。

監督はきちんと休憩も取ってるみたいで一安心です。
ここ読んでると、監督の人間味のあると言うか、人間臭い
(良い意味です・・勿論)ところ、映画に反映されてる様に感じられます。

投稿: みみ | 2006年5月16日 (火) 12時16分

早速mixiをのぞいた所、招待メールがないと新規登録が出来ませんでした。私のやり方が悪いのかなぁ?で、よろしければ招待メールを送って下さい。お願いします。

投稿: はな | 2006年5月16日 (火) 13時14分

○みみさん、どうもありがとう。
 次に撮りたいと思っている作品は数本あります。
 ただ企画の段階で俳優を決めこむことを、ぼくはあまりしないのでキャスティングはまだ白紙です。
 それとは別に、筒井くんはじめこの作品に出てくださった俳優さんとはぜひまた仕事をしたいと強く願っています。
 いつかそういう発表ができると良いなあ。

○はなさん、
 mixiは、閲覧は誰でもできますが、メッセージを書き込んだり、コミュニティーに参加するには会員になる必要があります。
 入会するには、会員の方の招待が必要です。お知り合いで会員の方を探してみてくださいね。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月16日 (火) 17時52分

パソコン初心者なもので、良くわからなくて、図々しいお願いをしました・・・すみませんでした。友達に聞いてみますね!

投稿: はな | 2006年5月17日 (水) 00時24分

監督お早うございます。「Breath Less」の公開いよいよ19日までになってしまいましたね。今日は本田さんがいらっしゃる日なので、できれば又お伺いしたかったのですが、やはりまだ新しいシステムに身体がついていけない状態で、次はDVDの発売を待つばかりなのが残念です。

監督が今までたくさんの映画を観て来られた中でお好きな監督とかいらっしゃるのでしょうか?私は残念ながら子供の頃TVでしか小津監督の映画を観たことが無いのですが、笠置衆さんと原節子さんの父娘の間のセリフのやりとり子供心にもなにかしら染みてくるものがあって好きでした。

私の主人の父の叔父が某巨匠監督の元で共同の脚本を書いた映画のビデオを観た時はいかんせん眠気にやられてしまったので、本当はこの叔父の息子(義父のいとこにあたる人)がポニーキャニオンで筒井君が出演している映画の製作者として、エンドロールに名前が出ていたのですが、一度も会った事が無い上お父様の作品で眠気を覚えてしまった私は連絡とってみたいものの連絡とることが出来ずにきてしまいました。

単に撮影中の筒井君の様子とかが知りたかっただけなので、ただ単に今たまたま同じ名字を名乗っているだけの血のつながりの無い人間が、どうアプローチしていいか思い浮かばないまま今日に至っています。

話長くなってしまってすいません、舞台挨拶などでも語っていただいたのですが、できればもう少し撮影の時筒井君がどんな感じだったか教えていただけると嬉しいです。いまだに遠い親戚に勇気をもって連絡を取ることができない私ですが、監督のお人柄にすがらせていただいてもお話教えていただいても良いでしょうか?

後、最後になりましたが関東在住の私達が「Breath Less」観たいと思っている地方の人達の為に出来る事何かあったら協力したいなと思っています。何か出来ることがあったら教えていただけると嬉しいです。

投稿: 紫苑 | 2006年5月17日 (水) 10時14分

○はなさん、
 お友達は見つかりましたか?

○紫苑さん、
 返事が遅れてすみません。
 本田さんとのトークを終えて帰宅したところです。

 好きな監督はあまりいません。尊敬する監督は邦画洋画ともにけっこういます。しいて名前をあげるとすれば……、誰にしようかな……、この人と出会ったおかげで自分は大きく変わったという監督として、故相米慎二監督を挙げましょう。
 相米さんの初監督作品『翔んだカップル』のチーフ助監督をしました。相米さんとのお付き合いはこれ1本なのですが、多くのことを学びました。映画に対する考え方が大きく変わりました。そしてもうこれ以上、長く助監督をやってはいけないと感じました。
 ぼくが脚本家としてデビューしたのはそれから2年後でした。
 数年後、『光る女』を準備されているとき、相米さんから電話がありました。新宿バス放火事件に関する資料を全部読ませてくれとのことでした。
『生きてみたいもう一度 新宿バス放火事件』の脚本を書くために、半年がかりで現地調査したことを彼は知っていたのですね。とても嬉しかったことをいまでも鮮明に覚えています。

 撮影現場での筒井くんについては、たいへん集中力のある人です。だから静かにキャメラの前に立ち、さらりと演じてしまう。そこまでに自分の内面で高めてきているもののレベルが高いから、静かでさらりとやってのけられるのですね。同じことが本田さんにも言えます。
 撮影の現場は難しいことも多々ありますが、そういう人たちと仕事をしていると、難しさを楽しむ、苦しいからこそ楽しいのだということが実感できます。

 内的に高められない人ほど現場で虚勢を張って大騒ぎするんですね。そういう人とはいっしょに仕事をしないことにしています。

 筒井くんが「この台詞はなかなか言えない」ということが数回ありました。そのたびに二人で話し合って決めました。そういう主張もすんなりとできる俳優です。
 たぶん筒井くんの重要なキーワードとして「本気」ということがあると思います。電車の中で恵美子を口説きはじめるところや本田さんとのシーンをよく観ると、筒井くんの「本気」がいかにレベルが高いか、感じていただけると思いますよ。あれは上手い芝居であるまえに、いい芝居です。

 連日深夜までの撮影がつづくと、当然疲労が溜まります。なぜだか、今日は筒井くん疲れているな、というのが、ぼくには手に取るように分かりました。そういうときは、少しゆっくりめのペースでテストを重ねるようにしました。すると特段何も言わなくても、本番にはピタリとピークを持ってきてくれる。そういうところにも人間性が出てくるんですね。

「この作品の筒井はかっこいい」と本田さんはおっしゃっていました。ぼくもまったく同感です。

 地方でも上映できるようにご協力いただけるとのお話、とっても嬉しいです。ありがとう。
 じつは紫苑さん、この場にコメントをいただいていることがもうたいへんな協力をいただいているのです。
 すでに多くの映画館主さんたちがこのブログを読んでいると思います。またこれから読み始める館主さんもいるでしょう。
 ここにコメントを寄せてくださっている方々が何よりもこの作品のことを宣伝してくださっているとぼくは感謝しています。
 どうもありがとう!

 これで概ねお答えしたかな?
 足りなかったら、また言ってくださいね?

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月18日 (木) 05時15分

監督 お久しぶりです。「ブレス・レス」を初日に観てから早いものでもうすぐ1ヶ月になるんですね。
毎日ここのコメントを読ませていただくのが楽しみで、たくさんの方のコメントを読んでいるともっと何度も観たいという気持がどんどん高まってきます。
舞台挨拶の時の司会の方が「筒井さんは撮影のときもこういう感じでしたか?」との質問に監督は確か「全然違います」とおっしゃいましたね。具体的にはどういう感じだったのでしょうととても興味がありましたので、そのエピソードを伺えてとても嬉しいです。ありがとうございました。
筒井さんのキーワードに「本気」というのは想像ついていましたが、台詞のことで主張されたということについては以外でした。
また、舞台挨拶で本田さんが「筒井」と呼び捨てにされたときにも父親のような愛情を感じましたが、きっと監督のお人柄から俳優さんたちとの意思の疎通や信頼関係がしっかりと築かれていたんでしょうね。もちろん徹(筒井さん)はかっこいいですが、スクリーンの中の皆さんがそれぞれに魅力があって(今、思い出しても皆さんの眼差しが優しいです)心の底に暖かさが残る作品になったんだと思います。
最後になりましたが9月に大阪で上映されるそうでおめでとうございます。全国の皆さんの夢が膨らみますね。

投稿: かぐや姫 | 2006年5月18日 (木) 08時22分

いよいよ明日が最終日ですね。毎日ポレポレに行ってらしたのですね?私の友人は前売り券を買っていても毎日徹夜の仕事が続き見に行けない模様。とても悔しがっています。私も2回目は見に行けず、このブログで新しい発見をしている次第です。それにしても書込みの数凄いですね!それだけ見てもブレスレスの作品の力を感じとれます。それは、監督の一ファンとして本当に嬉しい事です。今後のご活躍楽しみにしています。

投稿: zarame | 2006年5月18日 (木) 11時55分

○かぐや姫さん、お久しぶりです。
 そうですねえ。泊まり込みで初日にいらしていただいて、もう一月が経つんですねえ。

 ぼくはできるだけ正直であろうと思っています。それは時には騙されたり馬鹿にされたりもしますが、結果的には良い人たちが集まってくる。勿論、正直は人を傷つけることもあるから気をつけなければならない。自分勝手な正直ではなく人を思う正直、う~ん、難しいけれど、これがこれからのテーマかなと思っています。

○zarameさんもお久しぶりです!
 お友だちは気の毒ですねえ。
『Breath Less』はもうぼくの手を放れて、観ていただいた方一人ひとりのなかで生きています。これから観ていただく方の中にも入ろうとしています。それを大切に育てていただきたいと思ってこのブログを立ち上げました。
 だからたくさんたくさん話をしましょう。人と話をするとこれまで見えなかったことが見えてきて、驚いたり感動したりしますよね。それが何よりも楽しいと思います。
 これからもどうかよろしくお願いします。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月18日 (木) 15時40分

昨日17日、本田さんとのトークショウとあわせて拝見しました。
映画にはまったく素人で、トークショウがあることすら知らずに来場したくらいですが、一気に本田さんのファンになりました。
筒井さんとの笑いながらもホロリとくる会話、いいですね。
全体を通して楽しめて、温かな気持ちになれました。

エンディングロールが始まって、ああもう終わってしまうのかと残念に感じました。
ここには書ききれませんが登場人物が皆さん魅力的で、もっとこの世界に浸っていたかったというのが感想です。


一つだけいいですか。
性同一性障害のエピソードが突然すぎて、いきなり物語から現実味がなくなったように感じました。
恵美子に起こりつつあった変化が決定的になる重要なエピソードだと思うのですが、電話ボックスからいきなり一緒にブランコして雨シャンして、で男でしたっていう展開の速さに私はおいてけぼりにされました。


それはともかく、この作品の空気好きです!
買うつもりのなかったパンフレットを、映画見終えた帰りがけに買って帰りました。
本田さんではないですが、また次の作品を期待しています!

投稿: 太郎 | 2006年5月18日 (木) 20時29分

監督こんにちは。お伝えしたいことがあって、また書き込みしてしまいました。
私は医療関係の仕事をしていて、患者さんとのコミュニケーションの取り方が下手だなと自分でも情けなく思っていたのですが、この映画を見てからは、それで済ませてしまってはいけない!と思うようになり、意識改革がおきています。まだ試行錯誤をしていますが、少し成長できるといいなと思っています。

明日が最後となりましたが、見に行けないので密かにとびをさんの学園祭での上映に期待しています。私のような一般人でも観賞できますか?もしも決定した時にはこのブログで発表して下さいね。何もお手伝いできないので、ただただ祈っています。

大阪での上映決定おめでとうございます。より多くの方々が見られると思うと私までワクワクしてしまいます。

投稿: とも | 2006年5月18日 (木) 23時53分

月曜日に観て以来、ずっと「ブレスレス」な日々(仕事中にも立ち話屋のチェックをしたり...)を送っています。
監督がちゃんと一人、一人にお返事をしているのは知っていましたが、やはり自分宛のコメントを頂いた時は、すごく嬉しかったです。パンフレットにサインを頂けば良かったかなぁなんて、ミーハーですみません。ご心配頂いた?終電ですが、実は東京ド真ん中在住なので、余裕なんですが、ちょっとテリトリー?ではない所へ行ったので、遠征などど大袈裟でしたね。ただ、15年前は地方に住んでいましたので、東京はいいなぁといつも思っていました(香川県の皆様、がんばって下さい!!!)なので、今は出来るだけ、思いが向くまま一人でも観に行こうと、はりきっているところです。ここしばらく映画鑑賞の本数が増えて、本来なら反省会(友人と鑑賞後の話をそう呼んでます、&飲み会ですが)をしたりしていましたが、今回のように一人だとままならず、こうして多くの方の色んなお話が読めて本当に楽しいです。益々、また観たくなってしまって、微力ながら、ギンレイにリクエストメールを送ってしまいました。ですが、地方の方も多くお待ちなので、まずそちらから優先ですよね。きっかけは、筒井君でしたが、とても印象深い作品となりました。「仙人」を読もうかなとか、阿佐ヶ谷に行って、喫茶店でコーヒーを飲もうかなとか(中野の入れるコーヒーにすごく惹かれました、コーヒー大好きなので)こんな風に広がるものなんですね。監督、本当にありがとうございます☆

投稿: Harumi | 2006年5月19日 (金) 00時25分

 飲んだくれて朝帰りです。
 18日もステキな方々と出会いました。うれしくなって、家に帰るのがもったいなくて、小田急線に乗り換えるべき新宿駅で山手線に乗って大森・地獄谷の酒処いっこうで飲んだくれてしまいました。

○太郎さん、
 はじめまして。
 コメントありがとうございました。
 本田博太郎さんはメチャクチャいい男です。彼の出演作や情報を網羅したブログがあります。ぜひ覗いてみてください。このページの左サイドにリンクが貼ってあります。「本田博太郎さん観賞ノート」です。

 おっしゃるとおりだと思います。恵美子が性同一性に苦しむ男の子と出会うシーンは、ちょっと急ぎすぎていますね。ぼくの反省箇所にも入っています。では、どうすれば良かったのか、まだ具体的には掴み切れていませんが、しっかり考えて次の作品に活かしたいと思います。

 できれば太郎さん、ひとつだけと言わず、もっと言ってください。完璧な映画はこの世にはまだ一本もありませんから、言っていただくことによって気づくことも多々あるのです。
 ぜひまた書き込んでくださいね。

○ともさん、
 どうもありがとう。
 ステキなコメントを読ませていただきました。みんなコミュニケーションが下手なんだよね。でも下手でいいんじゃないでしょうか。「私はコミュニケーションが上手」って人、ちょっと信用できないなあ。
 思い切ってちょっとだけ心を開いてみよう。相手のことをちょっとだけ深く考えてみよう。それで十分じゃないでしょうか。
 徹(筒井くん)が中野(忍成くん)に最後にかける言葉は「いっしょに考えよう」です。もっともらしい答えを出して与えるのではなく、深く考えること、考えつづけること、そのしんどい作業を俺もつき合うよ、と彼はいうのです。人が人にできることって、そういうことではないか、とぼくは思うのですがどうでしょう?
 どうか急いで結果を求めずに、じっくりやってみてください。がんばってね!

 とびをさんの学園祭、実現するといいですねえ。ぼくも楽しみにしています。

○Harumiさん、
 喜んでパンフレットにサインしますよ!
 映画鑑賞のあとの反省会、いいですねえ。ぼくも大好きでした。ところがみんな忙しくなって相手にしてもらえなくなりました。
 ここ数年は、映画館を出たあとすぐに電車に乗ったり、喫茶店に入ったりしないで、歩くことにしています。『永遠と1日』を観たあとは京橋から銀座をすぎて新橋まで歩きました。『シェルタリングスカイ』を観たあとは有楽町~新橋を二往復してしまいました。でもレイトショーだとそんなことしてる時間ないよねえ。

『仙人』ぜひ読んでください。青空文庫で読めますよ。
 http://www.aozora.gr.jp/

 撮影した阿佐ヶ谷の喫茶店は、カフェ・メルカードといいます。阿佐ヶ谷パールセンターの中間あたりにあります。
 昔、中杉通りに茜舎という美味い珈琲屋があったんですけどねえ(これ、筒井くんの台詞で言っている)、なくなっちゃいました。

 Harumiさん、ギンレイホールへのリクエスト、ありがとうございました。
 じつは本田さんと、トークショーのあと、全国で上映したあとにもう一度東京でやりたいねえと話したところでした。できるといいよねえ。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月19日 (金) 08時36分

監督私の我ままなお願いを聞いて撮影現場での筒井君の様子丁寧に答えてくださってありがとうございました。これで「ベル・エポック」という映画のエンドロールに遠い親戚の人の名前を見つけた時から願っていた思いがやっと叶えられました。本当にありがとうございました。

相米監督の「翔んだカップル」も以前にTVで見た事があります。鶴見慎吾さんや薬師丸ひろ子さん石原真理子さんがとっても若かったって事しか覚えてないのですが・・・すいません。

監督が答えてくださった文章の中の「難しさを楽しむ、苦しいからこそ楽しいのだということが実感できます。」という言葉とても素敵だと思いました。

筒井君が撮影前一人で静にしている話は前に他の共演者の方からも聞いた気がするのですが、一人で静に集中力を高めていたのですね。

優しそうな外見の中の芯の強さ、集中力の強さはやはり武道家のお父様ゆずりのものなのでしょうか?私も集中力上げて、周りの人達から一緒に難しい仕事をやりたいと言われるような人間になりたいなと思いました。

舞台挨拶の時本田さんが筒井君の事「彼のニュートラルな演技が好きだから応援に来ました。」って言ったのが、とても面白い褒め言葉に思えたのですが、本田さんのかもし出す人間的魅力や実際に二人の父子役を見たら、だんだん本田さんが言いたかった意味がわかってきた気がしました。本田さんも本当に素敵な俳優さんですね、本田さんもおっしゃっているとおり「Breath Less」地方公開が終わったあと、又東京で凱旋上映できると良いですね。楽しみにしています。

最後に大阪の皆さん、大阪上映決定おめでとうございます!!皆さんと監督とアルゴピクチャーズの方々の思いが叶って、私も本当に嬉しいです。

投稿: 紫苑 | 2006年5月19日 (金) 10時41分

大阪で公開されるとのこと、よかったですね。大阪にはおつきあいしている映画好きがいてディープな映画館で映画を観てからオフ会もよくしていました。東京にはないなんともいえないキッチュな雰囲気が大阪にはあって好きな場所です。

パゾリーニの12回には及びませんが、きのうは思いって立ち寄りました。というか、仕事が忙しいので現実逃避で遊びにいったんですけどね。映画もお芝居もコンサートも手の届く恵まれた場所にいることに感謝しなくてはいけないなとみなさんの書き込みを読んでしみじみ思います。

ところでこのブログを読んでいて、電車男を思い出しました。監督が電車男という意味ではありませんが、ブログで応援しているみなさんの思いが同じじゃないかなーと・・・・これからの「ブレス・レス」はどう展開していくのか興味津々です。

投稿: かと | 2006年5月19日 (金) 18時24分

こんにちは。
ついに東京でのロードショー、終わってしまいましたね…。

渡辺監督、お疲れさまでした!
ブレス・レス中毒になって、なんだかんだ5回も観てしまいましたが、その度に劇場に監督がいらっしゃってるのを知っていながら、恥ずかしくて結局お話しできませんでした。

さすがにこれだけの回数観るとあちこちセリフを覚えちゃうくらいなんですが、好きなシーンがたくさんありすぎて、うまく感想が伝えられない。。。

一番聞いてみたかったのは、今回、徹の相棒にブルースハープを選ばれたのはなぜですか?
以前、ブティックのショーケースにライターやカフリンクスと一緒にブルースハープが置かれていたのを見たことがあります。ブルースハープという名前を初めて知ったのもその時で、いかにも「男の小道具」って感じがして、ピカピカきれいで、思わず買って恋人にプレゼントしたことがあります。そんな個人的な出来事ともリンクして、ブレス・レスによけいに惹かれたのかも。映画では吹き替え? 筒井くんの出す生音を、一度でいいから聴いてみたい! 留置場ライブで演奏直前に吼える徹、ひと吹きしてから居酒屋に乗り込む徹が大好きです。

小道具といえば、もひとつ、コーヒー。
中野の淹れるコーヒーはホントにおいしそう。徹が「流行んねぇぞ」というシーンで、飲み込んだ言葉はなんだったんだろう?
他の方のコメントにもありましたが、中野と下田と3人でコーヒーを飲むシーンも大好きです。ぎこちない温もりというのかな? ああいうの泣きたくなりますね。徹が中野にかける言葉も、ほんとうに心に染みます。下田だけフタをとって飲むのもいかにも「ありそう」と思いました。
そういえばコーヒーとともに「抹茶フロート」ってのもありましたね。何かこだわりが?

それと徹が恵美子に渡した本。あの右ページの徹のプロフィール?が私の動体視力ではどうしても最後まで読めませんでした。毎回、あのシーンの前はいつも体制を整えてたんですが。。。DVDになったらじっくり見れるかな。。。

長くなってしまいました、ごめんなさい。
ブレス・レスという映画は心をザワザワさせて、違う場所に連れてってくれるから好きです。見終わったあと、からだを開いていっぱい空気を吸おうっていつも思いました。でもなんせレイトショーだったので、劇場を出ても青空じゃなかったのがちょっとだけ残念。でも特別な贈り物のような作品に巡り会えて幸せです。これから全国を回るのですね。いい旅を。

おまけ:奥田民生さんの「CUSTOM」って曲、ご存知ですか?
最初に観た時、この曲が思い浮かびました。よかったら聴いてみて下さい。

投稿: 広い海 | 2006年5月20日 (土) 20時54分

○紫苑さん、
 最終日にまた観ていただきました。
 どうもありがとう!
 そしてようやくお話ができました。ちょっとしか時間がとれませんでしたが、お会いできてとても嬉しかったです。
 筒井くんと本田さんのシーンは、脚本の段階では、ちょっと甘いかなあ、もう少し辛く締めるべきかなあと迷っていたのですが、二人のおかげでそんな迷いは吹っ飛びました。
 実はあのシーン、1カットで撮るには長いシーンなのですが、テストはわずか2、3回、本番は1テイクでOKだったのです。二人の集中力がいかに凄いか、お分かりいただけるでしょう。

○かとさん、
 どうもありがとう。
 最終日にあなたの顔を見て、ありがたくてぼくは胸が熱くなりました。
 もうこの際だから、パゾリーニを12回(観たというぼくの記録)を越えようよ。
 大阪で待ってます!

 残念ながらここに集うみなさんは電車男応援隊とは異なりますよ。
 ぼくらは幻想を共有しているのではなく『Breath Less』という作品を共有しているのですからね。
 何ならぼくも、「おまいら、みんないい奴っ!」と叫んでもいいけどね。

○広い海さん、
 はじめまして。
 5回もご覧いただきまして、ほんとうにありがとうございました。できればお顔を見てお礼が言いたかったです。
 代わりに、といっては牧水に失礼ですが、一首──。

  浪、浪、浪、沖に居る浪、岸の浪、やよ待てわれも山降りてゆかむ

 岬の森から突然海が見えたときの感動を詠んだ歌です。
 恥ずかしげもなく感動できる心を幾つになっても持っていたいと、ぼくは思っています。

・ブルースハープについて。
 いつも身につけていられる楽器ということは以前にも書きました。加えていうと、ブルースハープはひとつの穴から2音出ます。吹くと吸うで異なる音が出るのです。しかも吹き方吸い方で半音ぐらい音を上下させることもできます。4穴5穴を口にふくんで、舌先でそのうちのいくつかの穴を塞いで、いくつもの和音を出すこともできます。全体を手で覆い、息の出口を開閉することで音色が変わります。
 見かけは至極シンプルですが、使い方によって、吹く人によって、かなり幅広い演奏ができるのです。
 もうお分かりですよね。徹という男が持つ楽器として、ぼくにはほかの楽器は思い当たりませんでした。

・珈琲と抹茶フロート。
 不破(下田)さんには、蓋を取って飲んでいただくようにお願いしました。たぶんお願いしなくても不破さんはそうしたんじゃないかと思います。
 脚本にはそのような細かい指示は書いてありませんが、深く読み込んでいくとそういうことが見えてくるんですね。
 抹茶フロートそのものにこだわりはありませんでした。ただ喫茶店にあるもので珈琲(ホット)とまったく異なるものを恵美子には飲ませたいと考えました。そしてちょっとスプーンで弄べるもの。色は赤色のものと考えていたのですが、あのシーンは恵美子が嘘をつくシーンなので赤色でないほうがよいと考え直し、抹茶フロートを思いつきました。
 こちらは脚本に、恵美子が飲むのは抹茶フロートと書かれています。

・徹が自作した文庫本のカバー
 この本は2つのシーンに出てきます。
 この2シーンとも、ぼくの撮り方は失敗です。ごめんなさい。
 最初のシーンでもう少しきちんと本とそのカバーを見せておくべきだった。恵美子が拾い上げて見つめるのだから、できたはずなんですけどねえ。恵美子の気持ちの変化をとらえることに気がいっていて、本が疎かになっている。馬鹿ですねえ。未熟ですねえ。失敗です。反省中です。

 もしもう一度東京で上映できるなら、そのときは映画館を出たとき青空、せめて夕空を仰いで空気が吸えるようにしたいですねえ。本気でそう願っているところです。

・おまけ
 奥田民生の「CUSTOM」は聴いたことがあります。CDは持っていません。
 しかし不思議です。じつはぼくのこれまでの作品を観た人に「奥田民生好きでしょう」と言われたことがあります。それもひとりやふたりにではなく、です。
 広い海さんからも名前が出て少なからず驚いています。
 今日さっそくレコード屋さんに走ります。
 ちゃんと聴いて、また返事を書きますね。
 長くなっても構いませんから、またどしどしコメントしてください。


 
 

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月21日 (日) 11時52分

大阪で9月に上映する事が決まりBBSでレイトロードショーだと聞きました。行ける!少し帰りが不安だが行ける!はぁ~楽しみだわ~(^^)
その日が来たとき監督、覚悟しておいてくださいよぉ、これでもかぁ、て書き込みしますからねぇ!
大阪上映おおきにぃ!!

投稿: はな | 2006年5月21日 (日) 23時05分

東京上映お疲れ様でした。
ひとまず・・・という言葉付け加えます
絶対又、帰って来て欲しいので・・

この前仕事の休憩時間に見るともなしに、テレビを
点けていたのですが、多分二時間サスペンスみたいなのだと思います。
その中の巡査の台詞に「巡回連絡」と言う言葉が出てきました。 ブレス・レスの台詞にもありましたが
実は、この台詞私にはとても怖い響きになってました。

中野が「巡回連絡行ってきます」と・・
でもいつも返事が無いんですよね。。
一人で交番勤務してるわけじゃないし、誰かがいるから
中野は一声掛けて出かけてるのに・・
あそこで、返事があったら・・もしかして中野はあんな事にならなかったのでは?とか・・いろいろ考えます

思わず買い物の途中の交番覗いてしまいました。
やっぱり巡査は二人いるじゃんとか、
相変わらず、自分の頭の中はブレス・レス症候群になってるようです。。

投稿: みみ | 2006年5月22日 (月) 09時21分

19日映画の最終日という事を忘れて、夕方用事を作ってしまっていたのですが、その後でも充分間に合うことに気がついて最終日ポレポレに伺うことができました。たくさんの観客の方が集まってくれていて、なんかすごく嬉しかったです。

「撮影の時の筒井君の様子が知りたい」なんて私の我ままな申し出に丁寧に答えてくださった監督は、パンフレットを忘れた私にも喜んでサインしてくださいました。とにかく直に会って、色々お礼を言いたくてそれで最終日に出かけたので希望が叶えられて、とても温かい気持ちで家路につくことができました。

映画館のロビーの壁に貼ってあったインタビュー記事にもあったとおり筒井君アラスカのロケから帰ってきてから「Breath Less」の撮影に入って、アラスカでの人恋しい気持ちや大自然に囲まれてきた色々な思いを徹という役を演じる事にぶつけていたのかもしれないんだなと思いました。

最初のほうのライブのシーンの筒井君の顔改めて見たら本当に楽しそうですごくいい顔しているなと思いました。

そしてなるほど筒井君と本田さんの父子のシーンとか結構この映画1カットのシーンで長く撮っているところが多かったように思いました。(これは又「Breath Less」見て確認したいという気持ちになってしまいます。)これって俳優さん達がその役そのものに入り込まないとなかなか難しい事なんでしょうね。

ブルースハーブ本当にいい音がでる上、いつでも持ち歩ける素敵な楽器ですね。最初音だけ聞いた時は縦2列の形のハーモニカを想像したのですが、横一列それも穴が十個だけなんですね、これで色々な複雑の音の共鳴を響かせてくれるブルースハーブ本当に好きなりました。演奏している徹君もすごくかっこ良かったし、是非全国展開した後で良いのでDVD化して徹君の吹くブルースハーブ好きな時に聞けるようにしてもらえたらなと思っています。

投稿: 紫苑 | 2006年5月22日 (月) 10時58分

○はなさん、
 どうもありがとう。
 どんどん書き込みしてくださいね。楽しみに待っていますよ。
 mixiはなんとかなりましたか?
 大阪ではぜひお会いしましょう!

○みみさん、
 どうもありがとう。
 そのとおりです。中野の「巡回連絡行ってきます」には返事がありません。あえて入れませんでした。

「あそこで、返事があったら・・もしかして中野はあんな事にならなかったのでは?とか・・いろいろ考えます」

 まったく同感です!
「あそこで返事があったら」を、ぼくらは実生活の中で活かせるのではないでしょうか。
 缶蹴り娘の「もしおじさんが蹴ってくれなかったら……」もね。
 何気なくかけた一声が、何かを未然に防ぐこともあるのではないかと思います。

 映画は、結論を出したりお説教を垂れるのではなく、観た人一人ひとりの中で生きてほしいと願っています。

○紫苑さん、
 最終日にお会いできてとてもうれしかったです。
 1シーンを1カットで撮るのは出演者もたいへんですがスタッフもたいへんです。芝居に合わせて移動車やクレーンを微妙に動かしたりしますから。
 しかし難しい撮影だからこそ、よしっと意欲を燃やしてくれる出演者やスタッフがぼくは好きです。困難に挑戦する意欲が映像には写るんですね。
 でもどのシーンでも1カットで撮ればよいかというとそうではありません。たとえば看板屋での恵美子と女房(忍足亜希子)のやりとりは細かくカットが入れ替わります。短いカットを積み重ねることでにじみ出てくるものもあるんですね。
 この作品では上手くいったシーンもあればちょっと至らなかったシーンもあります。上手くいったことはさらに高めたいし、至らなかったことはしっかり反省して次の作品で克服したいと思っています。
 

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月23日 (火) 01時36分

 ☆キョン☆さんよりうれしい感想メールをいただいたので、許可をいただいてここに掲載します。
 ☆キョン☆さんには映像の中の細部について気がついていただきました。たぶんここの読者の中にも気づかれた方、あれっと思われた方がいらっしゃると思います。
 ただし細部なので、気がつかなかったから駄目ということではありませんよ。

○☆キョン☆さんよりのメール……
今まで「また、観たい」と思っても実際に足を運ぶ作品はありませんでした。
本当に大好きな作品です。

という事で、またまた感想を書かせて頂きま~す。

喫茶店で徹と下田が恵美子に事情を聞く、恵美子は徹と言い争いをして出ていく。
その後にカメラ位置が変わって徹が下田の前の席に移動する。
よーく観てると下田の背中ごしに恵美子が支払いを思い出して喫茶店に戻ってくる姿が映っているんですよね。(支払い後に帰っていく姿も)
“キッチリ”している恵美子の性格が出てますよね。
私、こういう細かい演出が大好きです。

 ──自分の分は払おうと戻ってくる恵美子の性格は、ぼくにとってとても大切でした。見栄っぱりだったり勝ち気な人だと、三人分の料金をテーブルに叩きつけて出て行くのかもしれませんね(渡辺返答)。

それから、警察での事情聴取を終え、部屋に戻り服部に甘えるシーンでは、
服部が「俺達、法に触れてる事してないし」と恵美子に話すが、
「法には触れてはいないかもしれないけど、人に言えない関係じゃない!」
服部の考え方に恵美子は距離感を感じ、切なくなったんではないでしょうか。

 ──そのとおりです。だから恵美子はいたたまれず、ひとり暮らしには広すぎる室内を移動します。このシーンの恵美子はずっと室内を移動し続けていますね。服部が来てくれたのはうれしいけれど、同時にわだかまりもあったのでしょうね、彼との距離をとろうと動いているようにも見えるんじゃないでしょうか(渡辺返答)。

それと、服部と徹が『仙人』の話をし、お酒を飲み干した後に二人で同じ方向を見つめれぞれ恵美子を思ってるシーンがありますが、
服部からは「君が元気でいてくれるなら、それだけでいい」そんな風に感じ取りました。

 ──そうとっていただけるとうれしいです。ふたりが見上げたのは天井の赤いスポットライト(壁の大鏡に映っている)なのですが、そのずっと先の恵美子を見上げているんでしょうね(渡辺返答)。

だからこそ、エンドロールで恵美子が気持ちよく深呼吸している姿に
「うん。うん。いろいろあったけど、もう大丈夫。」そう伝わってきました。

やっぱり、吹っ切った女性は強いですね♪

自分らしさを取り戻せた、恵美子にとっては、ハッピーエンドだったと思います。

 ──そうとっていただけるとうれしいです。この作品はハッピーエンドだと思っています。幸せって結果じゃなくて、いまの哀しみや苦悩を乗り越えようと意欲を持って歩き始めたときじゃないでしょうか(渡辺返答)。

そして、恵美子が看板屋となり高いビルの上で仕事をしてるところが『仙人』の権助が松の木を登り、本当の仙人になるお話と重なりました。

渡辺さんが上映前に「終わりは始まりです」と仰ってましたが、本当にそう思います。

東京は終わりましたが、次は大阪ですね。

頑張ってください。
応援しています。

それでは。
……

 ☆キョン☆さん、どうもありがとうございました。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月25日 (木) 18時18分

監督mixiは、残念ながら知り合いが見つかりませんでした。恵美子は看板屋さんになるんですかぁ・・・深呼吸、わたしも、しなきゃ駄目だなぁ
あっ!大阪で会いましょう!て監督いらっしゃるんですか?

投稿: はな | 2006年5月25日 (木) 22時40分

○はなさん、
 どうもありがとう。
 はい、恵美子は看板屋さんになります。どんな看板屋かは観てのお楽しみです。
 大阪上映には必ず行きます。
 お会いしましょうね。

投稿: 渡辺寿 | 2006年5月26日 (金) 01時46分

こんにちは。
丁寧なお返事をいただき、ありがとうございました。

こうしたスクリーンには映らない1つ1つのエピソードや、監督の思いを知る
機会があるというのは、実はとても贅沢なことで、感謝の気持ちでいっぱいです。
「ブレス・レス」という作品は生き物で、自分の中でどんどん育っていってる感じがします。

そこで、調子に乗ってまたひとつ印象深かった小道具を。
それは中野の制帽です。
いつも中野は制帽を目深にかぶっていて、正面から見ると目が隠れている印象。
これが怖かった。
制帽を身に着けたとたん、中野の危険なスイッチが入って違う世界に行ってしまう感じがして。
それを下からのぞきこむようにして必死に引き返させようとする徹が中野とせめぎあう
シーンは、見ててちょっと辛かったです。
事件後のいくつかのシーンで流れているビヨ~ン、ギュイ~ンっていうような音
(表現が下手でホントすいません)も精神的にドーンと落ちる感じで、あの音ずっと聞いてたら発狂しそう。

ブルースハープについては、勉強になりました。
お返事にあったように、「見た目はシンプルだけど、奥深い」。
実はこれが、私にとってのキーワードだなぁと思いました。

というのも。。。

前回、奥田民生さんのことをちらっと書きましたが、彼の音楽がまさにコレです。
民生さんは私が心から尊敬し、愛してやまない人ですが、何度も聴くにつれて
からだの中に染み渡り、心地よいフレーズがずっと耳から離れず続いていく、そんな感じです。
その民生さんと筒井くんが、実は私の中でものすごく重なるんです。
ゆるーいようでいて(失礼!)、本当は余裕ある硬派な人、というイメージ。
おだやかで、決してよくしゃべるタイプではないけれど、自分の世界がきちんとあって、
激しさみたいなものが時々透けて見える感じ。
だから渡辺さんが「奥田民生好きでしょう」と何人もの人に言われたというのを知って、
なんだかいろんなものがつながった気がして無性にうれしかったです。
そう考えたら、「CUSTOM」の他にも、いろいろつながる曲があるのに気づきました。

★「ハネムーン」
  まさに映画で取り上げられている事件とリンクする曲。
  正直、最初に聴いたときはぞっとしました。
  狂気じみているけれど、渡辺さんがおっしゃるように、決して遠いものじゃないんですよね。
  男なら誰でも(いや、たぶん女もです)心のどこかに持っている感情だと思います。
★「御免ライダー」
  これは電車と勝負するママチャリライダーの徹に捧げたい。
  というより、もともと筒井くん自身が自転車だけでなくバイク乗りみたいなので、
  走っている筒井くんへ、という感じかな。
★「青春」
  ハープつながりで、民生さんのブルースハープが聴ける曲です。
  それにしても「ブレス・レス」のポスターの徹は、私のアドレナリンのツボにクリーンヒット!でした。
★「ありがとう」
  これはもう渡辺監督へ。「ブレス・レス」に携わったすべての方へ、ですね。

もともとおまけのつもりが、こんなにふくらんでしまいました。(脱線するの得意技なんです)
勝手に自分のイメージばかり書いてしまってごめんなさい。

投稿: 広い海 | 2006年5月26日 (金) 19時52分

すごいです。『ブレス・レス』を観たみなさんが『ブレス・レス』を

いとしく、あたたかくしていますよね。

読んでいてドキドキします。

ココロに残り続ける作品。渡辺監督さん、ありがとう。

渡辺監督さんが奥田民生さんにつながるというのは、

驚きましたが私個人としてうれしいです。私の子供が奥田民生さんと

同じ誕生日・・・。人との関わりを大事に、分かり合える人間に

なって欲しいです。

渡辺監督さん!   これからも活動を見続けていきます。

投稿: 詩都 | 2006年5月28日 (日) 00時16分

監督こんばんわ、その後「Breath Less」の地方公開の予定はどんな感じに進んでいるでしょうか?以前映画の公開が何時になるかわからない時に「ハローマイラブ」で検索していたら、今回出演している内山怜也君の事務所のページを見つけて、どんな子なんだろうってずっと思っていました。可愛いだけでなく声の感じとかすごく自然な感じの子で良かったなと思ったし、公園のシーンや自分の家に帰るシーン見てても、自然と彼の幸せを望む気持ちで見てました。筒井君が雑誌のインタビュー記事で「恵美子の電話ボックスのシーンが好き」って答えているのを読みました。それが筒井君の徹役としての恵美子への気持ちに繋がっているのかなと思いました。又「Breath Less」に対する新しい情報お待ちしていますので宜しくお願いします。

投稿: 紫苑 | 2006年5月29日 (月) 23時57分

はじめまして。
実は3回ほど『Breath Less』観させて頂きました。
こういう場に参加するのは初めてでドキドキしますが、
皆さまや監督のこの作品に対する物凄い愛情を感じ、
私も感じたことを皆さまと分かち合いたいと思いました!

何度観ても発見があり、本当に奥深い作品ですよね・・・
1つ1つの台詞がとにかくイイです!!

好きな台詞やシーンがあり過ぎるのですが、
皆さまが触れていないところでいうと
中野に橘がコーヒーをいれてもらっているシーンで、
橘役の筒井さん「うまい」の言い方・・・
なんか好きなんです!!
かみ合わない会話のなか、ストンと入ってきます。

橘家の親子シーンは外せません。
テンポが絶妙です~本田さんのファンになりました☆

雨の公園は、少し長く感じてしまいました。

中野が事件を起こし、橘の「お前となら砂を噛む用意がある」
には胸が締め付けられる思いでした。

取調べ室のシーンは完全にやられました!!

留置場のコーヒー・・・素敵なシーンなのですが
毎回葛藤してしまいます。
やっぱり正当化してはいけないことなので。

そして意見の多い缶蹴りですが、私は
なくても成立すると思います。でもあることによって、
アクセントになってるような気もしていて
彼女の台詞の言い方が違ったり、
もしもあれが男の子だったらどうなんだろう・・・
なんて考えたりしています。

登場人物それぞれが次の1歩を踏み出す形で
終わっていくので、すっきりした恵美子の表情に
心地よい余韻と、自分も恵美子と同じ場所に居るような
なんだか爽やかな気分に浸ってしまいます。


この作品に出会えて幸せです。
ありがとうございます!!

少しでも多くの劇場で上映され、
沢山の人がこの作品を観て、そして感じてもらいたいです。

東京の上映が終わり少し時間が経ちましたが、
もしよろしければ、皆さまの熟成された思いも
お聞かせ下さい・・・

初参加なのに長々とすみません。

投稿: ナミ | 2006年6月 4日 (日) 21時22分

監督どうかされましたか?書き込みがなくて寂しいです。
大阪での上映も梅雨が終わり暑い夏が終わり・・・やっと観れる日が来ますね。(長いわぁ・・・)楽しみですわ!
監督、お忙しいと思いますが頑張って下さい!

投稿: はな | 2006年6月24日 (土) 20時20分

 広い海さん、詩都さん、紫苑さん、ナミさん、はなさん、長い間返事を書かなくてすみません。深く深くお詫び申しあげます。

 数年前から気にかかっていた話をこの際脚本に書き上げようと取りかかったら、これがたいへん難しく、それでなくてもぼくは不器用で、脚本に着手するとほかのことがまったくできなくなるのに、今回は鬱に落ち込んでしまってほとんど引きこもり状態であります。

 まだ企画が成立しているわけではないので、残念ながら内容はお話しできませんが、いまは主人公とともに苦悩の淵に深く沈み込んでいるところです。

 そんなわけで十分な返事は書けませんが──

○広い海さん、
 中野の制帽については笑える話があります。いずれ書きますね。
「ビヨ~ン」の音については、あれで良かったのかどうか、ぼく自身まだ考えつづけている点です。鳴っている時間が長すぎたという意見もありました。
 それと「CUSTOM」、CD買って聴きました。

○詩都さん、
 おっしゃるとおりです。『Breath Less』を観てくださった方々、これから観ようと待ちかまえてくださっている方々が『Breath Less』をあたたかくしてくれているんですね。だからありがとうを言わなければならないのはぼくのほうなのです。

○紫苑さん、
 怜也くんについては、上映中とてもうれしいことがありました。2日目にお母さんとお姉さんが、最終日の3、4日前にはお父さんが観に来てくださったのです。そして彼女(と言おう)の近況について、いろんな話を伺いました。具体的には書けませんが、元気にしていると分かってメチャクチャうれしかったのです。

○ナミさん、はじめまして!
 なのに返事が遅れてすみませんでした。
 筒井くんの「あ、うまい」、ぼくも大好きです。脚本上の「うまい」とは気持ちが若干異なるのですが、ああいうふうに言ってしまえるところが筒井くんらしいというか、とても気に入っています。

 雨の公園はもう少しテンポ良くやるべきだったかもしれませんね。でも撮影のときは脚本の記述が物足りなく感じて、恵美子さんにアドリブで台詞を言わせたりして間を長くしてしまったのでした。むずかしい!

「お前となら一緒に砂を噛む用意がある」は、この作品でぜひ言わせたい台詞のひとつでした。だからとってもうれしいです。しかしこの台詞、文学上のもので映画の台詞ではなかったかもしれない……もっと違う表現はなかったかと考えているところです。

 横着な言い方かもしれませんが、留置場の珈琲、葛藤する心をずっと持っていてくださるとうれしいです。徹はけして中野に同情しているわけではありません。ただどうしてあんなことをやったのか考えつづけようと言っているのです。
 このところ信じられないような凶悪事件が頻発していますが、犯人が悪いに決まっています。しかし犯人の側に何があったのかは、善悪の判断を少し置いてでも、見つめていかないといけないのではないかと思うのです。犯罪者(あるいは犯罪予備人)を隔離して生きていくことはできないわけですからね。いまはテレビが寄って集って悪者を鞭打つ時代だけど、で、大衆はそれを望んでいると彼らは思っているのだろうけれど、みんなが同じ方向ばかり見ているのはちょっと怖いと感じるのはぼくだけでしょうか。
 じつはいま書こうとしている脚本にも犯罪者が出てきます。犯罪者を書こうとするとき、もし人生の歯車がひとつ違っていたら、犯人は彼ではなくてぼくだったかもしれないという視点で見つめることにしています。だからいまぼくはほとんど犯罪者の気分です。しょっちゅう逮捕されてます、夢の中で。憂鬱になるんだ、これが。笑ってください。

 缶蹴り娘については、ぼくの意見を書くと約束したまま果たしていないので、きっと、必ず、書きます!

○はなさん、
 ご心配かけました。すみません。
 がんばって立ち直りますね。
 どうもありがとう。

 

投稿: 渡辺寿 | 2006年6月28日 (水) 06時39分

監督お久しぶりです。
なかなか登場されなかったので、ちょっと心配してました。
身体の具合が悪いのかな~なんて・・

新しい脚本ですか。 そうですよね
監督の仕事はここで、書き込むことじゃないですもんね。

何はともあれ、良かったです。
筆が進むと良いですね。

鬱陶しい季節に突入しましたが、身体に気を付けて、
素敵な脚本が出来上がるように、願っています。。

投稿: みみ | 2006年6月30日 (金) 12時14分

先日監督が久しぶりにお返事を書いてくださっているの読んで私も、お身体の具合を心配していたので良かったなと思っていました。

さっきたまたま阿佐ヶ谷のパールセンターがTVに映っていました。また「Breath Less」が観たくなりました。

新しい作品を完成させるまでの苦労は私などには到底想像できないものですが、お身体気をつけて又素敵な作品が出来上がるのを楽しみにさせていただきたいと思っています。

投稿: 紫苑 | 2006年7月 3日 (月) 12時18分

○みみさん、
 どうもありがとうございます。
 このブログで多くの方と話をするのもたいせつな仕事のうちと考えています。
 じつはぼく自身驚くほど多くのことを、このブログで学ばせていただいているのですよ。だからまたこまめに書き込みができるようにしていきたいと思います。

○紫苑さん、
 うれしいです。
「Breath Less」を愛してくださってありがとうございます。
 次はどんな作品を撮るのか、まだはっきり分かっているわけではないのですが、とにかく1日も早く撮りたい、いますぐ撮りたい、そんな焦りにも似た高ぶりを感じています。

投稿: 渡辺寿 | 2006年7月 4日 (火) 00時48分

ご無沙汰しております。とびをです。

学園祭での上映会、実現しそうです。
密かに「Breath Less」上映史上(?)、一番大きなホールで
の上映を目論んでいたのですが、それは叶いそうにありません。
しかも、覚悟はしてましたが「補助金は一切なし」と言うことに
なりました。

現段階では視聴覚ホール(定員200名)での上映が濃厚です。
35mmフィルムにこだわりたいと思っていますので、アルゴ・
ピクチャーズさんや伊藤さんにいろいろご相談させて頂くこと
になると思います。

こちらを御覧の皆様にも御協力(宣伝&来場)、お願いします。
学園祭は
11月11日(土) 12日(日)
場所は東京です。(地方在住の方、ゴメンなさい)

まだ「決定」はしていないので、詳細は発表できませんが…
よろしくお願いします!!

投稿: とびを | 2006年7月11日 (火) 12時01分

○とびをさん、ご連絡ありがとうございました。
 4月にこのブログでご提案いただいた学園祭での上映が、実現に向かって一歩一歩歩みを進めているのがとてもうれしいです。
 楽しい上映会にしましょうね。

 とびをさんのコメントを本館「Breathlessな日々」にも掲載させていただこうと思うのですが、13日までメンテナンス中とのこと。終了次第、掲載させていただくことにします。

投稿: 渡辺寿 | 2006年7月12日 (水) 16時46分

広島上映おめでとう!!!です

渡辺監督頑張ってますね!気になって書き込みしました。
何でだろうか、町田の映画館が一つ無くなりました・・・。
新しく出来るんだろうか、、、ソワソワザワザワしてます。

やっぱり映画好きだからですね(笑)

大事にしないと・・・ですね。


投稿: 詩都 | 2006年7月30日 (日) 23時46分

○詩都さん、どうもありがとう!
 ほんと、そうですねえ。我が町の映画館を大切にしたいと強く強く思います。
 小学生のころ、ぼくの町(福岡県筑後市)には映画館が4軒あった。日曜日には朝早くから並んで映画を観た。冬には館内で暖房のため練炭が焚かれていて頭が痛くなった。映画館の建物の裏へ行くと、フィルム専用のくず箱があって、上映の終わった予告編が捨てられていた。ぼくはそれを太陽にかざして、そうか、この1コマ1コマが高速で映るから動いて見えるのだと実感した。そのときの実感がいまもぼくを支えてくれているのだと思います。
 ところが中学に入るころには映画館は1軒もなくなっていた。映画を観るには隣町(久留米)に行くしかなく、しかしぼくの中学校は映画館への立ち入りが禁止だった。こっそり行くと、先生が監視をしていて、翌日職員室に呼び出されて叱られた。
 なんちゅうひどい時代だったのかと、ぼくはいまでも恨んでいます。いまはそんなことはないと思うけれど、では町の映画館を取り巻く状況が良くなったのかというと、ご周知のようにけしてそうではない。
 知らない町へ行って、駅の周囲を歩き、映画館を見つけると、なんだかホッとします。そして「がんばれ!」と心の中で叫びます。
 がんばれ! 町の映画館。

投稿: 渡辺寿 | 2006年7月31日 (月) 03時08分

(フライングですが…)

学園祭での「Bleath Less」上映会、実現します。
学外の方もご来場頂けることに(ほぼ)決定です。近日中に大学
側から正式なO.K.が出ると、実行委員が言ってましたので…。

上映会場は視聴覚ホール、11月11日・12日の2日上映の
はずが12日のみの1日2回上映と言うことになりました。
いろいろ交渉したのですが、力及ばず…と言ったところです。

チケットの販売方法は往復ハガキによる予約販売のみとなりま
す。10月31日必着としますので、今からハガキのご用意を。(笑)
申込要領は正式決定の通知が来てから、書き込みします。


当日のタイムテーブルは以下の通りです。
--
11月12日(日)
10:00 受付開始
10:30 1回目上映開始
12:30 上映終了(入れ替え)/受付開始
13:00 2回目上映
15:00 上映終了(入れ替え)
15:10 意見交換会
16:00 終了

--
・意見交換会は1回目、2回目のいずれを観賞しても半券にて
 参加できます。(但し、意見交換会のみの参加はできません)

大学の所在地は、現在、筒井さんが出演してらっしゃる劇場と
同じ街です。正式決定してから発表します。
皆様、お楽しみに!!

投稿: とびを | 2006年10月 6日 (金) 15時54分

○とびをさん、
 ついにあと一歩のところまできましたね。
 すごいすごい!
 楽しみです。
 本館にも転載させていただきました。
 ありがとう!

投稿: 渡辺寿 | 2006年10月 6日 (金) 18時57分

正式決定の連絡が昨日、ありました。
夏以降、自宅からのインターネット接続の調子が悪く
(繋がったり、繋がらなかったり) 今朝は運良く
繋がったので、正式決定のご報告を書き込みます。

詳細については火曜日にUPします。
なお、当日、お手伝い下さるスタッフを募集したいと
思っております。前向きにご検討下さる方、メールを
下さい!!
よろしくお願い致します。

投稿: とびを | 2006年10月 8日 (日) 08時53分

○とびをさん、
 ついに、ついに決定ですね。
 おめでとう!
 うれしいです。
 火曜日の発表、首を長くして待ちます!

投稿: 渡辺寿 | 2006年10月 8日 (日) 12時53分

11月12日(日) 昭和女子大学・秋桜祭において
「Breath Less」の上映会を行います。詳細は以下の通りです。

---

11月12日 日曜日 昭和女子大学
(昭和女子大学/東急田園都市線三軒茶屋駅)

○上映会場
80年館 6階 オーロラホール

○上映スケジュール
10:00 受付開始
10:30 1回目 上映
12:30 上映終了(入れ替え)/受付開始
13:00 2回目 上映
15:00 上映終了(入れ替え)
15:10 意見交換会
16:00 終了

○チケット料金
パンフレット付きで1,000円

○チケット販売について
 下記の要領で往復ハガキで申込をして下さい。
--
◎往信ハガキ
 【表面】
 〒154-8533
  世田谷区太子堂1-7 昭和女子大学 日本語日本文学科
  秋桜祭有志 「団体ひとり」宛
 【裏面】
 観覧希望回(1回目・2回目)
 観覧者数(  )席  ※1通につき2席まで
 氏名
 住所
 連絡先(メールアドレス)
◎返信ハガキ
 【表面】
 ご自分の住所・氏名
 【裏面】
 何も記入しないで下さい。

(注)
・申込締切:10月31日(火)必着
 返信ハガキは11月2日発送を予定しています。
・ハガキ1枚につき2席まで受付けます。
・電話でのお問い合わせは一切、お受けできません。
 メール:tobiwo21@hotmail.co.jpにてお願いします。
・当日、上映10分までに受付終了されない場合は、キャンセルと
 みなします。
・受付は1回目10:00~ 2回目12:30~ 行います。
 返送されたハガキとチケット代金をご持参下さい。
・意見交換会は1回目、2回目のいずれを観賞しても半券にて
 参加できます。
 (但し、意見交換会のみの参加はできません)
・申込多数の場合は抽選となります。予めご了承下さい。
・ハガキに記載された氏名、住所、連絡先等は上映会以外のこと
 には一切、使用致しません。

※お一人様につき申込は一通のみとして下さい。
 事務処理の省力化と無駄のないチケット頒布に、ご協力願い
 ます。

投稿: とびを | 2006年10月10日 (火) 16時38分

○とびをさん、
 ついに正式決定ですね。
 おめでとう!
 また本館にも転載させていただきました。
 さあ、ぼくも宣伝しますよ。
 すこぶる楽しい上映会にしましょう!

投稿: 渡辺寿 | 2006年10月10日 (火) 22時11分

監督、今日は楽しく観させていただきました。
都合がつかず意見交換会に出席できなかったことが残念です。
今日の感想等をブログに書きましたので、よろしければご覧になってください。

もう一度「ブレス・レス」を観る機会を作ってくださったとびをさん、
文化祭での上映会に漕ぎ着けるまでには数々のご苦労があったことでしょう。
本当にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。

投稿: しじゅうから | 2006年11月12日 (日) 20時52分

○しじゅうからさん、
 ポレポレ東中野の初日に引き続いて、本日もご覧いただきました。ありがとうございました。
 ご自身のブログにステキな感想を掲載していただきました。とてもうれしいです。
 右サイトにリンクを貼らせていただきます。ご了承くださいね。
 今週末(18日)より、いよいよ大阪・第七藝術劇場での上映が始まります。一人でも多くの方にご覧いただきたいとひたすら願っているところです。

投稿: 渡辺寿 | 2006年11月12日 (日) 23時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/52785/1583817

この記事へのトラックバック一覧です: 立ち話屋Breathless since Apr.22.2006:

» 人間、っていいな〜 [北。]
昼間の西武池袋線に乗る。真っ黄色でのどかだ。 向かうはビックパソコン館。 3万円のハードディスクドライブを購入。 映像をばんばんいれてたら容量が無くなってしまったのね。 それにしても。 春の匂い立ちこめる中、ビックパソコン館の紙袋をぶらぶらしながら ふと....... [続きを読む]

受信: 2006年4月23日 (日) 15時20分

» ブレス・レス初日 [ひとり宣伝会議]
最近、『LOVEHOTELSーラヴホテルズー』の話しばかりでしたが、それに先駆けて『ブレス・レス』が昨日初日を向かえました。 なにせデザイン物全てを担当させてもらった映画なので人ごとではないものです。特に今回デザインを担当したT君はもっとでしょう。なんせ、今回のデザ... [続きを読む]

受信: 2006年4月23日 (日) 20時20分

» 『Breath Less』@ポレポレ東中野 [本田博太郎さん観賞ノート]
21日の晩、このブログを書いてから・・・ 朝一に出発しても9時ごろにしか東中野に着けない!これは、もしかしたらヤバイ線かも。ええい、予定変更。ベストを尽くせ。夜行で行こう。 ポレポレ東中野には、どうやら、6時前から行列ができ始めたらしい。7時ごろには十数人、8時過ぎには数十人。こりゃ夜行で正解かも。レイト・ショーとオールナイトとごっちゃに行列を作っていたけれど、9時過ぎにポレポレ東中野のスタッフが出てきて行列を分けて・・・この人出は予想外だったのかな。そして、9:15ごろには整理番号の発行を始めて... [続きを読む]

受信: 2006年4月24日 (月) 01時06分

» Breath Less (ブレス・レス)@ポレポレ東中野 [ダラックマ日記]
ポレポレ東中野 で Breath Less (ブレス・レス) を観て来ました。 今日は舞台挨拶があるということで早朝から頑張って並んできました。 公開は夜なんですけどね(笑) 朝、寒いな~と思いながら疲れていると渡辺監督が偵察にいらっしゃいました(笑) 心配だっ... [続きを読む]

受信: 2006年4月24日 (月) 08時15分

» [movie]筒井道隆オールナイト [ゆるーくかたる]
友人に誘われて、土曜日にいってきました。 [http://www.breathless-movie.com/home/breathless-movie/www/:title=『ブレス・レス』]公開記念 筒井道隆作品オールナイト [http://www.mmjp.or.jp/pole2/:title=ポレポレ東中野]にて観賞 筒井道隆?最近聞かねぇな。と思いつつ オールナイト3本立ての響きに誘われて。 ・舞台挨拶 筒井道隆がしゃべる間を与えず、監督しゃべりすぎ 筒井道隆恥ずかしがりすぎ こ... [続きを読む]

受信: 2006年4月24日 (月) 16時18分

» 「ブレス・レス」の恐怖 [コンテンツ市場支配人のここだけの話]
2度目に観た「ブレス・レス」はなんだか恐かった。未見の人は読まないでくださいというしかなくて、ミステリのあとがきみたいに歯切れ悪い感想になってしまう。でも書かずにいられないんだよね。 まず、恐くて涙がでそうになったシーンは・・・ 「第一発見者はだれだ」...... [続きを読む]

受信: 2006年4月30日 (日) 00時57分

» Breath Less (ブレス・レス)@ポレポレ東中野(2回目) [ダラックマ日記]
もう一度観たいと思っていたBreath Less 今日は渡辺監督、筒井くん、忍成くんのトークショーがあるということで もう一度観たかったし、いい機会だな~と思って行ってきました。 舞台挨拶の時は、忍成くんは欠席だったので、初めて観ることができました!! 忍成く... [続きを読む]

受信: 2006年5月 4日 (木) 10時09分

トップページ | 『Breath Less』迷言集 vol.1 »